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【3分で読める】”営業センス”の有無が分かる結婚式余興ビデオの依頼。

*博報堂時代の『心・技・体』…心その⑤

こんばんは、HUMAN DEVELOPMENT ACADEMYの木戸です。

タイトルにあるように、皆さん誰しも友人の結婚式に際して余興ビデオの『お祝いメッセージ』の依頼をされた経験があるかと思います。

もしくは、逆に、余興ビデオを作るために、友人にメッセージの撮影を依頼したことがある人もいるかと思います。

そんな中で、『営業センスがあるな』と思うのは「頼まれなくても出来上がったビデオを、出演してくれた人たちに報告する」人です。もっと言うと、その完成ビデオを見た新郎新婦の反応の様子まで含めて共有してくれるとめちゃくちゃセンスあるな、と思います。

忙しい時間の合間をぬってメッセージを考え、撮影し、送ってくれたであろう相手への敬意を込めて、報告・共有するかどうかで、相手の印象は大きく異なります。

そこまでしてくれたら、次、も頼まれてもまた協力したくなるもんです。

僕も、完成したビデオはYouTubeの限定公開でアップして共有し、結婚式当日か後日にて、新郎新婦の反応を、動画か、当日の会場の様子を記録に残した写真とともに伝えるようにしています。

これは、僕が博報堂の営業1年目の時に、CM制作でご一緒したプロダクションのプロデューサーさんに指導されたことがキッカケになっています。

業界の大先輩で、名の知れたプロデューサーさんでした。日頃から、気にかけて可愛がっていただいたんですが、今思えば、他社の代理店1年目のペーペーの僕に対して、社外のプロデューサーさんが指導してくれたことを考えると幸せなことだなと改めて思います。

そんな頃に、、スタッフの1人が結婚するに際して、その方にもメッセージを依頼したと記憶しています。

僕にとっては、あくまでも日常の仕事のひとつとして、なんの気無しにメッセージを依頼し、動画をもらい、それをビデオを編集してくださっている方に展開し、出来上がったビデオを、さも自分が作ったかのように自慢げにオンエア披露して自己満足していたのかもしれません。

「自分のメッセージで、相手がどんな反応をしたのか。喜んでくれていたら良いなぁ。プっと笑ってくれたかなぁ。そんなことに思いを馳せて待ってるんだよ。自己満足で終わったらダメだ、俊介。」

そう、指導してくださいました。

それからの僕は、頼まれなくても、協力してくれた友人・知人にはコチラから必ず完成版のビデオを提出するようにしています。必ず。

ちなみに、この経験は、仕事にも生きています。最近、こんなことがありました。

HDA以外にやっている、ランチデリバリーの事業で、企業様のデリバリーのオーダーを獲得するために、メニュー表と簡単なお手紙を同封し、郵便でセールスしています。狙いは、周りに飲食店がない、倉庫や工場が集まるエリアの企業様です。

これまでは、自身ですこしずつ同封しては、発送していたのですが、かなり時間と手間がかかってしまうので、事務所のご近所の就労支援事業所で、障がいのある方に、アウトソースして郵送作業を依頼しています。

先週、早速、郵送セールスした企業様から1件問合せがあり、オーダーが入りました。30件で1件成約に至っているので、成約率3.3%なので評価しているのですが、、、

早速、事業所の職員の方や事業所で働く方に、「こういう企業さんからオーダーが入って、喜んでもらったよ。」という報告をさせてもらいました。

おそらく、仕事をしていただいた皆さんも、自分たちのやっている仕事が意味があると知ると、次からの仕事にも精を出してくれると信じています。

だからこそ、皆さんも、結婚式ビデオを頼まれたら、その人が、完成動画と新郎新婦の反応を共有してくれるかどうか、注目してみてください。

また、あなたが作る場合は、是非報告・共有してあげてくださいね☆

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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