![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129941801/rectangle_large_type_2_743b0c21a884b78b4e1ca23dc4e827e0.png?width=1200)
Trontinemabとブレインシャトル技術(ロシュ)
今日はロシュが猛追する対レカネマブ薬を掘っていきます!
概要と作用機序
Trontinemabは、はガンテネルマブという抗アミロイドβモノクローナル抗体をベースにした薬です。要はレカネマブと同様にアミロイドβをターゲットとする抗体薬です!
そして、ガンテネルマブは2022年に開発失敗が報じられたパイプラインでした!
ロシュのアミロイドβターゲットのガンテネルマブあかんかったのか…
— チクチク@製薬ブログ (@mrnetinfo) November 15, 2022
"GRADUATE I試験、GRADUATE II試験、両試験はいずれも臨床症状の悪化抑制を検証した主要評価項目が未達"https://t.co/BqAaVSL12A
Trontinemabはこのガンテネルマブを改良し、脳への浸透力が約50倍強化されています。この高い浸透力は、「ブレインシャトル技術」によって実現されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1707140148978-2ffbFRwJIJ.png?width=1200)
右がブレインシャトルを使った場合の脳移行らしいです…圧倒的👀
ブレインシャトル技術
ここから先は
1,728字
この記事のみ
¥
100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?