投票に困ったら の恣意

方策1
 今がOKなら与党、NGなら野党
方策2
 投票の正解は無いから、自信が無くても投票する
 ただし、投票先の党がどう動いたかを見つづける
 そして次の投票の時に結果を基に考えて投票する

ぶっちゃけ今の日本の選挙は
与党に賛成か反対かである

 現状は、与党連合 対 野党連合 の形になりつつある。
 アメリカのような二大政党制ではなく、

今の状況を肯定し推進している 与党連合

現状に批判的で方向を変えたい 野党連合

という構図である。
 だから、今のままで進めて欲しいなら与党連合に投票する。
 何を公約に掲げていようが与党に対抗しているから、今に対して不満なら野党連合に投票する。

与党連合と野党連合

 もともと、自民党自体が寄り合い所帯で、連合的な性格を持っている。
 自民党内の派閥が実際は党であり、自民党とは連合であるともいえる。
 更にそれに公明党が参加しているから与党連合である。
 与党連合は、選挙区に一人の与党連合候補を立てて自民と公明の双方で応援して当選させてきた。

 野党連合は歴史が浅い。
 いや、現状の野党連合の形は歴史が浅い。
 巨大化した自民と公明の与党連合には、バラバラで戦っても効果は無いから、最近になってようやく「自分たちの主義主張と選挙の勝敗を天秤にかけて」野党連合の形を組んできた。
 だから、野党が共同で推薦している立候補者は選挙区ごとに党が違って主張も違ってくる。
 だから野党連合には投票しない?

対抗勢力としての野党連合への投票が
『有権者としての意思表示』

 極端に言えば、いま行われている政治に対してNGなら、野党連合に投票するという『有権者の意思表示』方法がある。
 野党連合は『有権者の反対意思表示のための道具』である。

 そう割り切って、各政党の主張・公約・マニフェスト その他諸々を無視して、今に反対なら野党連合の候補者に投票するというのが方策の一番目である。

正道としての
次の投票のための今の投票

 もう一つの方策が、知識の範囲内で投票する立候補者か政党をきめる方策である。
 但し、この方策は一回限りのものではない
 今後、連綿と続く投票への足掛かりである。
 今回の投票で自分が選んだ候補者と政党、そして実際に当選した候補者と政党の動きに気を付けておく。
 一度投票するとどうしても政治には目が向くから、新聞やニュースなどに対して自分の『興味というアンテナ』が立つ。
 今までスルーしてきた情報が頭に入るようになる。たとえ片隅にででもそれは次の投票への判断材料になる

投票し観察し次の投票でまた考えることが正道

 全ての時間を政治動向に咲いているほどの暇人は、マスコミや評論家でもまずはいない。
 だから「だれに投票すればよいか」なんて誰も分かっていない。
 だから、投票を繰り返して少しずつ投票のノウハウを蓄積するしかないのである。

まず投票し、次も投票し、投票プロになろう

 人間は経験で学ぶ生き物だから、最初から正解を求めるという愚を犯してはならない。
 幸い選挙という多数決は、一人二人が間違おうが大きな問題にはならないから、安心して投票できる。
 とはいっても、投票ノウハウを蓄積し続ける民衆の判断は国を動かす無言の勢力になる。

だから、先ず投票し、観察し、
投票し続けることが『投票の秘訣』である。

bye

ありがとー