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シリコンバレーへオンライン留学!_Draper University of Heroes【DAY01】

アメリカシリコンバレー、サン・マテオにあるDraper Universityへ2週間オンライン短期留学した経験、失敗、学びを全て赤裸々に綴っています。

Grand Opening

深夜0時(PT 8:00am)。
Zoomに続々と参加者が入ってきます。

今回の参加者は90名弱、26カ国の国々から参加されていました。
職業もバラバラですが、基本的にはエンジニアの方々が多い印象を受けました。1人ポーランド人でハッカーがいたのはびっくり。

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そうそうしている内に、Draper University創設者のTim Draperから参加者に向けて始まりの挨拶があり、皆んな緊張した模様でした。

オンラインセッションといっても、画面の向こう側は皆んな真剣勝負の起業家、大物投資家のお相手ばかり。緊張感や熱量はひしひしと画面越しから伝わってきました。(次いでにパソコンもめちゃくちゃヒートアップ...)

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アメリカの現在の情勢(COVID-19)や実際に投資した起業家の生のストーリー、大学の想いなどを約1時間ほど熱弁しているのを画面越しから見守る。

ウェビナー形式ではなかったので、何人かの人はマイクオンにしてとっさにTimへ直接質問したりもしていました。その辺りの積極性は、本当に日本人として見習わなければならないこと。

途中回線トラブルも何回かありましたが、大まかとてもスムーズにオープニングは進んだ印象を受けました。

Oath

Draper Universityで起業家に向けた誓いの文章。
胸に手を当てながら、皆んなで声を上げて繰り返し行いました。

ただ国語の授業のように文章を読みあげるだけでなく、文章を作った意味づけも一文一文丁寧にTimが説明してくれました。

特に心に残った文章は「I will fail and fail again until I succeed.」

通常であれば「成功するまで挑戦する」だと思いますが、Timが口酸っぱく言っていたのは「成功するまで失敗する」こと。

新しいことへ挑戦することは至って普通レベルのことであって、失敗を恐れず、そして実際に失敗することに起業家の価値がある、そのようなメッセージに僕は捉えました。

誰もが失敗を求めて挑戦はしていませんが、失敗を恐れるあまりに本来と違った意思決定になったり、スピード感が劣ることに対して指摘しているように思えました。

・I will promote freedom at all costs.
・I will do everything in my power to drive, build and pursue progress and change.
・My brand, my network, and my reputation are paramount.
・I will set positive examples for others to emulate.
・I will instill good habits in myself. I will take care of myself.
・I will fail and fail again until I succeed.(☆お気に入り
・I will explore the world with gusto and enthusiasm.
・I will treat people well.
・I will make short-term sacrifices for long term success.
・I will pursue fairness, openness, health and fun with all that I encounter. ・Mostly fun.
・I will keep my word.
・I will try my best to make reparations for my digressions.

The Black Swan Clause:
I am bound to this oath unless in my travels I determine that the oath has somehow missed something important and extraordinary.

The Evangelism Clause:
I will promote and add to the ongoing success of Draper University, its students, its faculty, its administration, and its facilities. I will help prepare the next generation of Superheroes. (The Evangelism Clause is not a requirement unless you are an alum, or just want to support us.)

The Superhero Clause:
I will accept the lifelong obligation to hone my Superhero powers, and apply those Superhero powers to the good of the universes.

Teamwork

Oathの復唱が終わると直ぐに事前に分けられたチームに向けて、2つの課題が渡されました。20分以内に仕上げる、といった結構無茶振り。使用したツールはGoogleスライド。英語の基礎理解も必要ですが、クラウドサービスを簡単に使いこなしておけることもアドバンテージになるかと思います。

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【1】チームスライド
僕が所属したTrailblazersには、ブラジル、スイス、サウジアラビア、パキスタン、そして日本人の僕を含むチームでした。ブラジル人の女性が指揮をとってくれ、とてもスムーズにことは進みました。

失敗談その1
言葉が他の人たちより達者でないため、スライドを作ると率先してチームに話しかけました。ですがパソコンのスペックの問題なのか、フリーズして動かない。。。結局ZOOMで会話を聴きながら、Slackに流れてくるチャットを追いかけて情報のキャッチアップだけする役に回りました、、。

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【2】10xビジョン
オープニングセッションでTimが話した内容で特に学んだことをピックアップする、10年後のチームビジョンを落とし込む作業を行いました。Trailblazersで特に学んだことは「Taking risks and learning from failure → link to being optimistic」。そして10年後の未来産業は「AI×教育」「ドローン×防衛」でまとめました。

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Flexibility

まとめが終わるとチームごとに発表。ここで少しトリックが。

チームリーダーを決める指示があったので、てっきとリーダーが自分たちのプレゼンテーションをするのかと思いきや、別のチームの他子紹介をするというひねり技!

みんな驚いた様子を隠せない様子でしたが、これも授業の一貫。
起業家はとっさの対応にいかに柔軟に、時には勇気を持ってピボットをすることも大事だとTimからの教えが参考になりました。

Rejection Therapy

今回の課題はGET REJECTED(拒否されること)。
どんなトピックでもよいので、先ずは外に出て拒否されたストーリーを語ること。コンフォートゾーンから抜け出す、言わばメンタルトレーニングみたいなものだと僕は受け止めました。

僕が行ったのは、こちら。


他の起業家たちの経験談を見てるとちょっとスリルに欠けるので、引き続き違ったRejection Therapyも経験していこうと思います。


To be continue! 続きます!

学んだこと、失敗したことなど全て赤裸々に綴り、次の挑戦者の方へ上手くバトンを繋げれれば幸いです!

【著者プロフィール】
180株式会社(ワンエイティー)代表取締役 上仲 昌吾

Twitter「@ShogoUenaka」でも発信しております

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アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴで4年間過ごし、あらゆる価値観に触れてきました。現在ソーシャルビジネス事業化に向け構想中です。ソーシャルグッド、サーキュラーエコノミー、ベネフィットコーポレーションを実践されている方、是非とも意見交換をさせていただければ幸いです。