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シリコンバレーへオンライン留学!_Draper University of Heroes【DAY03】

アメリカシリコンバレー、サン・マテオにあるDraper Universityへ2週間オンライン短期留学した経験、失敗、学びを全て赤裸々に綴っています。

Prototype Thinking

失敗談その2
いきなりですが失敗談から。思いっ切り40分ほど寝坊しました...(泣)
時差の関係もあって、日本時間では午前0時(PST 8:00am)から講義とワークショップが始まります。日中のお仕事の後にコースを受けれらる予定の方であれば、できる時に数時間の仮眠を早めに取っておいた方が良いなと思います!

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今回の講義の内容は「プロトタイプ」。
講師はアメリカ人女性のOlivia Wongさん。ビジネスをデザインするPrototype Thinking Labを展開されています。日本では慶應義塾大学に留学経験があるそうで、少し日本語でもやりとりできました。

各国ではビジネス向けソーシャルメディアLinkedIn(リンクトイン)を皆使っています。何かと活用する時が多いので、事前に登録されておくことを強くお勧めします。

今回のレクチャーの中で特に強調していたのは、ユーザーに求められるものを作るために『ユーザーエクスペリエンンス』を深く考察する、そして同時に数も多く重ねること。

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実際にユーザーインタビューや、ユーザーに試作品をテスしてもらうほど成功確率は高くなることがわかっているそうです。

Jakob Nielsen 「N (1-(1- L ) n )」

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Don't Talk About It, Try It

プロトタイプシンキングでは、ユーザーテストやインタビューを繰り返し、溜まった考察データを元に開発を進めます。一般的なクラシックスケジュールと比較すると社内でのミーティングが少ないことがわかります。

ユーザーデータに基づいて開発スケジュールが進むため、実際にプロダクトを作り始まるのは4週間ほど早いそう。

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ユーザーへのヒアリングで効率的なのは、ソーシャルメディア(Facebook、LinkedIn)。Googleフォームを使うのもありだし、サーベイ専用のアプリ(サーベイモンキー)がアメリカでは多く使用されています。

成功事例として、タピオカジュースのデリバリーサービスを開始した女性の例が挙げられました。サービス開始前にFacebookで知り合いへ質問を投げかけ、フィードバックをもらった後、サービスローンチを行ったことで特定のユーザーから実際に愛され直ぐにサービスが使用されたそうです。

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Kickstarter

プロトタイプを真っ先に公開できるので有名なのは、Kickstarter
アメリカ発のクラウドファンディングサービスで、プロダクトを世に出す前にユーザー ボイスを真っ先に聴けるプラットフォームです。

ファンドが集まればニーズがある、集まらければ改良すれば良い。
目標金額に達成しなければ手数料も徴収されないので、新しいものを生み出す挑戦の場、カスタマーインサイトを早く発見するには最適なプラットフォーム(ものづくり)だと思います。

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Google Docs×ZOOMの威力

それぞれのワークショップに入る前に、クラスの中でボランティアでビジネスアイデアをで発表するチャンスが。

はじめに名前、プロジェクト、詳細説明、オーディエンス(顧客)、プライスを書き出します。アイデアに対して、約70名弱の参加者が一斉にフィードバックを書き出し、見ていて圧巻しました! w

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そして、Olivia Wongさんによる講義の進め方がプロフェッショナル。

質問を投げかけるタイミング、意見を否定しない、答えを導くための言葉のサポートなど、さすがコンサルティングに長けている人だなと思いました。

To be continue! 続きます!

学んだこと、失敗したことなど全て赤裸々に綴り、次の挑戦者の方へ上手くバトンを繋げれれば幸いです!

【著者プロフィール】
180株式会社(ワンエイティー)代表取締役 上仲 昌吾
Twitter「@ShogoUenaka」でも発信しております

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アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴで4年間過ごし、あらゆる価値観に触れてきました。現在ソーシャルビジネス事業化に向け構想中です。ソーシャルグッド、サーキュラーエコノミー、ベネフィットコーポレーションを実践されている方、是非とも意見交換をさせていただければ幸いです。