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また、聞きなれない言葉が出てきました。(また、バスワードかもしれないが・・・)

  • アルムナイ

  • 人的資本

両者ともに一部被る部分もあります。
アルムナイとは、定年退職以外で、一度退職した人を指しています。(私のように)今までの日本の企業の常識では企業をやむえない理由(健康上の理由、家族の介護等)以外で退職した人は「裏切者」と見られるのが普通でした。なので、それ以後は、関係はプッツリ・・・というのが普通でした。

が、昨今の労働力、人材不足。企業は経験者が喉から手が出るほど欲しい。で、ここで改めて考えてみると一度退職した人も上のような「裏切感情」を除けば、経験者で即戦力。ということで、前の企業に戻るリターン組の話もチラホラ聞こえます。

ちなみに、海外ではこんなのは当たり前。同じ企業、3回目、4回目なんてザラにあります。

人的資本に関しては数年前からよく聞かれるようになりました。それまで、企業の社員は企業にとって「コスト」でしかなかったのです。景気が少しでも悪くなると「人件費削減」が叫ばれていました。社員が「コスト」としての存在である以上、企業にとって「人」は「物」としての存在でしかないのです

製造業の材料と同じです。IT業界でもプロジェクトで働いているメンバーの労働力は「原価」として扱われ、協力会社の調達は、製造業の材料の調達と同じ感覚です。

そこに「人」を「人」として尊重は微塵も感じられません。よく、社畜と言われますが、まさにそれです。

人的資本経営とは、そうではなく「人」は企業にとって「資産」であるという考えです。昨今の労働力不足、人材不足のせいもあるのかもしれませんが、やっと、「人」を「人」として尊重するようになってきました。やっと「人」が持っているノウハウ、スキルが企業にとって欠かせない、大事だ⇒資産だということに気が付いたのです。いいことだと思います。

その人的資本ですが、上場企業に対して情報開示が義務付けられました。つまり、投資家等がそれを見て、その企業に投資するかどうかの判断に使われます。一応、ISOで定められたガイドラインはあるものの・・・曖昧な「人」としての「資産」をどう数値化するか・・・それが問題です。

単純に、資格保有者の数、教育(研修)等に費やした費用を数値化してもそれが本当にその企業の「資産」なのかと言われると、そうでもないような。

いずれにせよ「人」が「物」ではなく「資産」として尊重されるようになったのはいい流れだと思います。「

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani