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なぜアイドルが好き?出会い編

メジャーは今でもテレビ?

 メジャーアイドルとの出会いは今でもテレビが多い印象です。
 音楽番組やバラエティでアイドルさんを見かけるのは日常でしょう。
 AKBを知り、そこから坂道や=LOVEへというプロデューサー繋がりでの広がりがあったり、ももクロから私立恵比寿中学へ、モーニング娘。からアンジュルムへ、などの事務所繋がりで知っていくことも多いと思います。
 ではライブアイドルとはどう出会うのか?
 今回はそこに注目してみましょう。

動画配信サイトで出会う

 僕の場合はYouTubeでした。
 なんとなくアイドルの動画を見ると次々に色々なアイドルをオススメされるのでそこを見ているうちに、てな具合です。
 実際に多くのライブアイドルは公式チャンネルを持ち、楽曲やMVやメンバーの紹介動画などを配信しています。
 また宣伝目的ではなく収益を狙ってのYouTuber、そしてアイドルのどちらにも力を入れて活動しているところも今では珍しくありません。まあ成功例はほとんど無く、しばらくするとどちらかに比重を置き始めることになるのですが…。
 またライブの動画撮影が可能なアイドルさんも多く、ファンが撮影した動画が数多くUPされています。
 僕は対バンなどで気になったアイドルのライブ動画を探して、曲やメンバーのことを掘り下げるのでとてもありがたいんですよ、いつもありがとう〜♪
 YouTubeもですがTikTokで曲がバズって有名になるアイドルさんも最近は多いですね。こちらはライブアイドルではボトルネックである女性層一般層への認知度が高くなるので狙っているグループも多くなりました。
 これらの動画配信サイトでの活動はデメリットも特に無いので皆積極的に行っていますし、これらの活動をまったくしていないグループは運営方針に疑問を持ってしまいます。
 せめて公式チャンネルに最近のライブ動画を載せるくらいのことはしようよ? 一年以上前、しかもメンバーも違う頃の動画しか無いとかやる気ないとしか思えない。

対バンやフェスで出会う

 これはすでにアイドルやライブイベントが好きな人の出会い方ですが、お目当ての演者を見に行って同イベントに出ているアイドルさんを見つける人も多いと思います。
 特にライブアイドルは対バンでの出番時間が15分〜30分程度と決して長いわけではないので目当ての前後に出番のアイドルさんをついでに見る機会も多くなりますし、長時間イベントでなければ終演後物販と言ってチェキを撮れたりお話できたりする特典会が最後に行われるので途中で帰るお客さんは少ないんですよね。
 また今はそんな風に見てくれたお客さんを取り込むべく、アイドル側も多くが新規は無料でチェキや写メを撮ってお話できるようにしています。
 今のアイドル界は推しを他の子に変える「推し変」はあまり良く思われない傾向がありますが、推しの数を増やす「推し増し」には寛容なので、気になったアイドルさんがいればどんどん推しを増やそう! と、クソDD(誰でも大好き笑)オタクとしては思っちゃいます。

ビラ配りで出会う

 渋谷や新宿、秋葉原など駅前でビラ配りをしているアイドルさんを見たことは有りませんか?
 衣装を着ていることもあれば私服のときもあり、自分のグループの宣伝フライヤー(ビラ)を配ってX(旧Twitter)のフォローをお願いしたり、その日のライブ、また後日行うワンマンライブなどの大きなイベントの宣伝をしています。
 個人的には効果があるのか疑問だったのですが、そこで知り合ったアイドルに興味のなかった一般人がライブに来てオタクになったり、ワンマンライブに足を運んでくれたりという事例をそれなりに見ているので苦労に見合う見返りがあるのかはわかりませんが、やらないよりもマシ、よりも一歩進んだ一定の効果は得られるようです。
 僕の知っているグループで「会心ノ一撃」は配信をしながら丸一日かけてワンマンライブのチケットを100枚売っていて、宣伝効果含めて上手いなとなりました。

 頑張っているのを見たオタクが応援に行って買ったりもしていましたが(その後知り合いに配る)、たまたま通りがかった人にもしっかり売っていて、赤坂ReNYAlphaというライブアイドルには決して小さくない箱をお客さんで埋めていました。
 正直、常日頃行う必要はないと思いますが、デビュー前後の新人が名前を売る、ワンマンなどの宣伝で行う、などは有りだと思います。
 ただこれ、アイドルさんは基本的に無給のボランティアなんですよね。自発的に行うのならともかく、運営がやらせるのはちょっと疑問です。
 ビラ配りって手にとってもらうだけでも大変なのに、無視どころか受け取ったフライヤーを眼の前で捨てたり破ったり、心無い言葉を言われたりしてメンタル削られることも多いので簡単なことではありません。
 あと新しいファンを獲得するのが目的なのに既存のファンがずっと話しかけたりつきまとったりするのもよく問題になっています。
 オタクが話しかけるなとは言いませんが、挨拶程度にしとかないと結局は推しに嫌われたり、厄介オタクどころかストーカー認定されるだけなので節度をもった行動が求められますね。

ライブ配信アプリで出会う

 SHOWROOMやツイキャス、TikTokLive、ポコチャなど個人で配信を行える仕組みが数多くあり、素人でも手軽にライブ配信が行えるわけですが、アイドルさんの多くもライブ配信をしています。
 ライブ配信についてもライブ現場での動員(ライブ違い紛らわしいな)につながるのか正直疑問だったのですが、数は少ないながらもライブ配信を見て現場にきた人を知っているので、こちらも多少なりとも効果はあるようです。
 またライブ配信を行うとファンとの親密さが増すのでより深く自分のことを好きになってもらう効果がありそうですし、一対一の特典会に比べより多くのファンと効率的に話せるので宣伝効果、既存ファンの囲い込み効果としても悪くないのでしょうね。
 僕自身も推しのライブ配信に関してはとても楽しく見ています。…興味ない相手だとただの苦行なので見に行ってつまんないと思ってしまったら…まあそういうことです(苦笑)。
 もっとも単純にライブ配信が好き、リアルで合うことに興味がない層というのも一定数いるようで、ドルオタ界隈では「在宅無銭」などと呼ばれて良く思われていないんですが、これに関してはライブ配信というコンテンツが確立されており、ライバーとして稼いでいる人たちがいる以上はアイドルはその場を借りている状態なのでそこまで目くじらを立てる必要はないんじゃ? と僕なんかは思っています。
 もちろん課金もせず現場にも行かず、ただただ自分の話に反応して構ってほしいだけの「構ってちゃん」は黙ってろ! って思いますけどね。

無料のイベントで出会う

 ライブアイドルはタワーレコードなどのレコード店でのインストアイベントを行うこともあります。
 CDだったりミュージックカードだったり、主に新曲のリリースイベントで販売を目的にしてはいますが、ライブ観覧は無料なことが多いんです。
 ららぽーとやアリオなどのショッピングモール内のイベントスペースで’行われるので、遊びに来た一般人がたまたま見てファンになることも。
 また大学の学祭や地域のお祭り、グルメフェスなどにもゲストとしてライブアイドルが呼ばれることが増えました。
 ものによってはお祭りへの入場料が必要だったりもしますが、やはりライブ観覧自体は基本的に無料です。
 決まった地域での活動が多いライブアイドルにとっては、普段行かない場所で大勢の様々な人たちに見てもらえる、新しいファンを獲得出来るチャンスです。
 ちなみに僕がライブアイドルにハマった大きな契機は、近所のリリイベで見た「elfin’」のパフォーマンスに一目惚れしたことです。

elfin'

友人知人がアイドルに

 レアケースとしてリアルでの知り合いがアイドルだった、アイドルになったパターンもあります。
 馴染みのコンカフェ嬢がアイドルをしていた、学校の友人がアイドルになったなどの他にも、グループのファンが新メンバー募集に応募して合格するってパターンもあるようで、何にしろ公私をしっかり別けることが出来ないと揉め事になります。
 まあ元々の友人関係を無くすとまでは言わなくとも、アイドル側は守秘義務があるし、ファン側も関係性を吹聴しない、現場でプライベートな話をしないなど節度が必要ですよね。
 なお良くない別れ方をした恋人がアイドルになったからって付き合っていた頃の色々な画像だの何だのを拡散するようなクズ野郎は地獄に墜ちとけ!

最後に

 出会いは人それぞれ色々。
 僕が思いつくものを並べてみましたが、改めてそもそもライブアイドルと出会うのってなかなか難易度高いですよね。
 ドルオタでない一般層が出会うチャンスはショッピングモールやお祭りゲストなどの無料イベントが一番可能性高そうですが、そんなにしょっちゅうあるわけじゃない。
 となるとアイドルさんがライブ配信やビラ配りを頑張っているのも理解できるってものです。
 もしこれを読んでくれたアナタがアイドルさんのビラ配りに出会ったら、ビラを受け取ってお話を聞いてあげてください。
 そしてもし時間とお金にちょっとでも余裕があるのなら、ライブに足を運んでみると楽しいと思いますよ。

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