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GLAY第71曲『DIAMOND SKIN』

GLAY49枚目のシングル『DIAMOND SKIN』は、2013年11月にリリースされ、これが佐久間正英プロデュースの最後の作品となった。翌年2014年1月に佐久間氏は亡くなられた。

この作品、GLAYのシングル曲の中でも目立っているほうではないけれど、結構リピートするよって人は多いんじゃないかと思っている。
なぜなら私自身、2010年以降のシングルの中では『DARK RIVER』や『BLEEZE』に並ぶほど好きな曲だし、TAKURO自身が「家族とドライブしてるとDIAMOND SKINとDARK RIVERがよくリピートされる」と語っているほどである。

歌詞は不倫の曲である。リリース当時は「不倫の曲を書くなんて...」「TAKUROさんは不倫を肯定するのですか」なんて批判があった。そのような批判がナンセンスであることは、どっかの記事で書いた気がするけど、そんな事を言い出したら劇作家はみんな殺人擁護派になっちゃうし、名探偵コナンなんて青山剛昌氏は逮捕されることになるだろう。

ところで『DIAMOND SKIN』の不思議な魅力は、なんとなく軽いところかなって思う。歌詞自体は、GLAY自身のあり方とか、TAKUROの主義主張から離れて、架空の物語になってる。また音作りも、サビで感動的に盛り上がるとかではないので、ある意味しつこくない。ちなみに同じことが『DARK RIVER』にも言えると思う。
ただ軽いと言っても、ポップで明るい軽さじゃなくて、結構シリアスな曲調になってる。これらのバランスがとても良いので、いわば聴きやすい曲になってると思う。

MVは見てもらえば分かるが、釈由美子と安田顕である。なにしてんねーん、とツッコミたくなるMVやな。

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