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チルってみる? GLAY第299曲『幸せになる、その時に。』(2003)

声を張った曲が多いGLAYの中で、珍しくチルな曲もある。その中の一つ「幸せになる、その時に。」

この曲は、2003年にリリースされたカップリング集「Rare Collective vol.1」に、おまけのような形で収録された新曲である。ちなみに同時発売された「Rare Collective vol.2」のほうには新曲「いつか」が収録された。「いつか」はその後、シングルカットされることになる。

さて、「幸せになる、その時に。」はバラードなんだけど、とても控えめというか、"おやすみ〜"って雰囲気の曲だ。
1番はギターとピアノだけの伴奏で、TERUのむせびなくような声が印象的。
2番からはドラムとベースも入るんだけど、あくまでしっとりと演奏され、カントリーマアムって感じである。

私はこの曲のドラムが好きだ。

最初は、楽器を撫でるような優しさで演奏し、
少しずつ、フィルインなどリズムを奏でるようになり、ラスサビでは堂々と8ビートを演奏するに至る。

しっとりバラードでも、やっぱりドラムがこの曲のグルーヴを作ってるなあと実感するのである。

ところで「幸せになる、その時に」と言われると、
なんだか斉藤和義の「ウエディング・ソング」を想起するなぁ。

しあわせのその日に 人はなぜ震えて泣く
あんなに輝いた 笑顔のあとで
こんなに愛されながら

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