12月が好きな人と嫌いな人:GLAY第320曲「Christmas Ring」(2001)
みなさん、12月突入です。
みなさん、12月突入です!(2回目)
今年も雪のない年の瀬になるのでしょうか?
ところで、12月って好きですか?
12月は人がせわしなくとても嫌い、
という友人がいます。
Christmas Ringの歌詞みたいな発言だけど、
別にGLAYファンではないです。
なんでも、その友人は非日常が嫌いとの事。
おまけに終わっていくという感覚も嫌いらしい。
大晦日の雰囲気は一番嫌いらしい。
その友人に会うまで、
そのような感覚について考えた事はありませんでした。
私はどちらかと言えば非日常が好きなタイプなのかもしれません。
大晦日はそれなりに好きです。
でも、カウントダウンとかする気にはなれません。
そのカウントダウンに何の意味があるのか?
ダラーッと続く宇宙の時間軸に、
人類が勝手に尺度と区切りをつけてみたに過ぎません。
おまけに時間だって空間だって歪んでいると、
相対性理論は言っているではないか。
君にとっての大晦日は私にとっての元旦なのさ。
なんつって。
Christmas Ringは、
2001年にリリースされたアルバム、
「ONE LOVE」の16曲目。
とてつもなく陰鬱な曲である。
しかし、これまた良曲で、
ただし「ONE LOVE」のなかでは一番目立たない曲であるため、
きっと一番最後に好きになる曲なのだ。
当時中学2年だった私、多くのクラスメイトがこのアルバムを聴いていた。
アルバムがリリースされて2週間後くらいの12月中旬に、ふと誰かが言うのであった。
「Christmas Ring、めっちゃいいやん」と。
かくして「ONE LOVE」というアルバムが隅々まで聴き尽くされ、
どの一点においても完璧なまでに美しきアルバムであることを共通認識し、
GLAYの崇高さに畏れおののきながら、
12月のミサへと向かうのであった。
(キリスト教系の学校でした)
ところで、私は以下の歌詞が好き過ぎて、
この歌詞が印字されたTシャツなんかを着て、
厨二病っぽく街を闊歩する自分を夢想するのである。
しかし、いい大人なので、実際にはそんなことはしない。
加速する世迷の大人の群れ
見せかけの悪の正論者達
黄昏に死す
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