20/04/19 テーマを持って生きていく

週末に「SHIROBAKO」というアニメを見た。アニメ業界で働くクリエータのお話で、アニメ制作を軸にしてお話が進んでいく。

劇中で、絵コンテに詰まった監督が「俺ってなにを伝えたかったんだと思う？」と自分や周囲に問いかけるシーンがあった。(#09 何を伝えたかったんだと思う？)

それを見て、これまでなんとなく漫画やアニメを見ていたけど、当然コンテンツの作り手は、伝えたいことやテーマがあって、想いが強く明確なほど、受け手の記憶に残る作品になるんだろうなと思った。

自分が一緒に働いていて「かっこいい」と思う人や、好きな作品は、「自分はこうしたい！」っていう強い意志を持ってるように感じる。これからまだ何十年も生きていくんだろうから、自分も何かテーマを持って生きて行きたいな。

会社でのテーマ

「お金を前へ。人生をもっと前へ。」これが僕たちの会社のMissionでテーマ。”お金”という、誰しも必要にも関わらず、複雑で、面倒で、わかりづらいお金の領域で課題解決に取り組んでる。

この中で僕は、節操なくなんでもチャレンジできる方なので、いろんな職種の方々の視点を持って、チームが全力で走るのをサポートする立ち位置に進んでいけると良いのかもしれない。

僕たちのサービスが日本中・世界中に届くよう、社会人4年目もできることから頑張ろう。

イラストでのテーマ

個人で活躍するイラストレーターの方々も、会社のように明確な理念を対外的に発信はしていないけれど、一貫して伝えたいことがあるように思える。

そうなった時に、自分の絵や作品のテーマはなんだろう。人に依頼されて描く似顔絵と、好きなものを描いているのでは少し性質が違うかもしれない。

似顔絵のテーマ

人それぞれ良いところ、素敵なところがあると思ってる。似顔絵では、その人らしさを線にして、似顔絵もその人自身も好きになってもらえるような絵を描いていきたい。

使ってもらう場面としては、SNSのアイコンが多いと思うので、みんなが発信する今の時代に、「自分のことを自分らしく」周囲に伝えていく後押しになったら最高に嬉しい。

作品のテーマ

多分まだ明確なものはなくて、いまはできることが増えるのがシンプルに楽しい時期かもしれない。

けど、好きなこと、やりたいことに素直でありたいと思う。

好きで描きたいもの。試してみたい、やってみたい表現を実験して、いなげらしい線や表現を作っていきたい。

はじめは上手なものをマネるしかないけれど、自信を持って「自分の線です。作品です。」と言えるように上達するぞい。

人生のテーマ

好きなことで生きていくを科学する。

3年働いてわかったこととして、自分でも怖くなるくらい飽き性で、興味がコロコロ移ってしまうみたい...。会社とイラストのテーマを書いたけど、また3年後はもっと違うことをしているかもしれない。

そんな中で大事なのは、何かにハマっている状態を作って、ブレーキをかけないことだと思う。好きなことだったら寝るのも忘れて夢中で頑張れる。自分は天才でじゃないので人より頑張んないといけなくて、それほど好きなものじゃなかったら結構苦しくなってくる。

僕がこれまで会ってきた「かっこいい」と思う人たちは、自分と真摯に向き合って、好きなことに夢中で取り組んで、それで対価をもらえるよう戦略的に粛々と努力している。

「好きなことで生きていくは」Youtubeのコピーで賛否両論あるけれど、凡人にもできる科学的なものだと思ってる。

まとめ

いなげのテーマ
「好きなことで生きていく」を科学する
・仕事：チームと全力で走って、良いサービスを日本中に届ける
・イラスト：その人らしさを線にして、自分らしく暮らすあと押しに

まとめるとこんな感じかな。いまは、仕事とイラストの領域で、明るく楽しく元気よく過ごせるよう、目の前のことを頑張って生きていこう。

P.S

（昔の自分に比べたら、ずいぶん考えがシャープになってきたかも。実験の成果ですな。）

・19.03.17 My mission的な

・19.01.28 お絵かきが好きなんだ

（冒頭で書いていた「SHIROBAKO」はこちら！）

SHIROBAKO | Netflix

どんどんドーナツどーんと行こう！🍩