石の上にも3年の真意

サブタイトル〜産業保健にも同じことがいえるか?〜

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こんにちは。
新年度がはじまりましたが、一年で一番暇な時期を過ごしているcocomiです。時期的に、健康診断の結果が返ってくる6月くらいまではあまりてんやわんやもなく、秋に一気に研修講師、ストレスチェック、その他の健康施策、メンタル不調者マックス、という流れがあるので、本当に3月4月は落ち着いている(みんなが忙しいときは保健師ひまというね)。
とはいえ、5月も近いし、やらなきゃこともあるのにnoteを書いてにげているだけな話も・・・笑。(だいたい現実逃避ですね)

この4月の異動で、うちの建物だけでも30人以上が、他の地域から異動してきているはずなのに、意外にご挨拶できた人は少なく…
なんだか昔のように、本部の全部署をまわって挨拶する、という風習がなくなってきているのかなと思いました(いい悪いではない)。
わたしが産業保健師になった当時は、一番上の保健師の先輩が全部署に私を連れてまわってくれてました。それは、保健師だからみんなに顔を覚えてもらった方がいいとかではなく、組織の一員として「うちの部署にも新しい人が入りましたえ。これからここの組織で働いていきますのでよろしく頼んますわ」(日本語おかしい(笑))
みたいな意味で、「所属感」とか横のつながりのようなところに役立っていたのではないかと思っていて、他部署がそうするように、組織の中での慣例を同じように習ってやってくれた先輩には、「組織人」「会社員」だなと感じるとともに、今になってなお一層、その意味をありがたく感じる今日この頃でした。
私が産業保健の仕事が好きなのは、ひとつは「会社(組織人として働くこと)が好き」なのかなと感じていて、父がわりと大きな会社で働いていたのですが、愛社精神が強くいつも「会社が好きなんだろうな」と子どもながらに思っていました。好きと、愛社精神は表現がちがう気がしますが、会社の仲間が好きで、そこで働く自分が好きで、企業人としての所属感と誇りをもっていたように思います。会社の経済状況が厳しい時代もありましたが(リストラとかもあって)しがみついていた時期もありつつですが、会社に不満を言っていることは一度もなく、それは自分が働いてみるとすごいことかもなと感じています。
長くなったので、雑談はこのくらいで。





産業保健の転職事情について感じること

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日頃、他の産業看護職からいただいた相談をヒントに、これまでの産業保健師としてのあれやこれやをちょっと…

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