スタンバイ(9)【官能小説・エロ小説】
「ァゥッ!」
私と彼ら、それぞれの筋書きが外れる。
それは、電車が大きく揺れたから。
現役女子高生のスカートの中で、男のゴツゴツとした指先は小さな薄い布地の上から、ふっくらと隆起したアンダーラインを突き刺した。
その指先が少し、彼女の体内に含んだよう。
その瞬間、ピクリと眉が上がり、少しびっくりした顔をしてしまった。それでもすぐに表情を元に戻してみせた。
「……」
彼らは仲間に耳打ちしている。たぶん「濡れてる」って…
確かに…私は彼らに身体じゅうを触られ、反応してしまっていた