俳句 遠雷は
遠雷は消えて都々逸うかぶ夜
自分でお題:夜
分けて書くと
遠雷は消えて
都々逸うかぶ夜
季語は?
雷(かみなり)三夏(さんか)の季語。
夏が最も雷が多いからだそうです。その子季語に遠雷(えんらい)があります。初夏(5月)~晩夏(7月)に使うことができます。
場面
雷が今使える季語と知り、遠雷を聴いて庭へ出て見ました。空は薄暗いものの、この時はまだ暮れきっていなくて、向こうのほうの空は仄明るい状態でした。夏の雲も浮かんでいます。
遠雷が止み、静かになると、なぜか颯爽と降りてきたのです――都々逸が。
詠んだ日
2024年6月4日
37句目
photo©yukitaka_sawama
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