現実

あんなに幸せを願い

未来に希望を抱いた

淡く優しいあの頃の

無邪気な自分

現実がこれほど

寂しく虚しく

暗闇にほど近いことを

知らなかった

これから大きくなるこれらを

抱えていくのか

向き合うことも

捨て去ることも

覚悟も出来ず

ただただ

もれたため息だけは

自由を得て消えていく




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