【2割の人間】と8割の人間

世界には8:2という面白い割合があります。
あなたは何を思い浮かべますか?

 WEBサイトは全体の2割のサイトに、全体の8割のアクセスが集中していると言われています。
働きアリは2割のよく働くアリが、8割の食料を集めてくるとも言われていますね。

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱したこの8:2の法則「パレートの法則」
全体の2割の要素が、全体の8割の要素を生み出す傾向があることを述べています。


さて、私たちに置き換えてみましょう。
何か当てはまるものが見つかりましたか?

「お金」

世界経済はそれ以上に顕著で、上位1%が全体の48%の資金を所有、
さらには上位80位と下位35億人が同じ資金を所有しています。

この「8」と「2」・・・
一体何が違うのでしょうか。


【生き残る能力】

 人間には本来偏りの性質があり、0か100でもなく平等でもないことが世の常です。
これは盛者必衰、変化し続けているとも言い換えられます。私たち人間が自然の一部である証です。

そんな中上位2割に入る人は
・「運」
・「適応能力」
この2つのどちらか、または両方を持つ人です。

お金の話になぞらえて言うと、
・宝くじ
・競馬
・投資(一部を除く)
以上は運だと言えるでしょう。競馬や投資も最後は時の運に委ねられます。

しかし適応能力はいかがでしょう。
例えば起業であったり、Youtuberであったり 、アートであったり
金の生る木はいくらでもありますが、
成功した人は皆時代に需要のある結果を残しています。
無論、計画通りかもしれませんしラッキーかもしれません。
ですがその結果自体、人が評価したものであることが重要なポイントです。


多くのビジネス成功者に共通する点をみてみましょう

①歴史を知っている

物事の本質が見えている、とでも言うべきでしょうか?
今生きている人々が何をしたいか、何が欲しいかを知るには歴史が欠かせません。
それはお金の歴史、政治・経済の歴史、全てが今現在に繋がっています。そして繰り返す多くの物語があります。
歴史を知る上で重要なのは、物事を点ではなく線として捉えるというところにあります。
あなたが今どこに立っていて何が見えているか気づくことでしょう。

②行動家である

テクノロジーが進み、インターネットが普及しましたね。
インターネットがもたらした時代の変化は中央集権化していた社会からのパラダイムシフト。そう、分散化です。
具体的には、SNSが最も身近でしょう。例えばツイッター。個人で何万、何百万の人に言葉を届けているインフルエンサーがいますね。
インターネット普及前では芸能人や政治家でなければ、そんな芸当できる方法がありませんでした。しかし個人で何万ものフォロワーを抱え、ツイートするだけで大きなお金が動く。それが現在です。
価値が分散している社会での弊害は「行動することのハードルが上がったこと」です。

一つの価値を生み出すのに行動は絶対ですが、簡単に言葉を届けることができ動画を投稿できてしまう今、私たちはより大きな目立つアクションを起こさなければなりません。


正直、今回の記事は具体的な解決法や知識をあまり載せていません。
というのも私はこの記事はきっかけに過ぎないと考えているからです。
もし私が、現在の世界がどういう傾向にあって何が求められているか書いたとしても、おそらく多くの人は読んだだけで満足してしまうでしょう。
経験則ではありますが、興味を持って調べることが行動する第一歩です。これは誰にでも当てはまるものだと思います。

何故、最初に私が2割の人間と8割の人間がいることを述べているかわかりますか?

それは8割の人間は自分を8割だと思っていないからです












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