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失敗したらラッキー でいいんじゃない

こんにちは

未来書き換え自分年表認定講師でセカンドオピニオン税理士の
宮崎貴美子です。

失敗はしたくない
それは当たり前に思うことですが、
失敗を繰り返した後に自分の望む成果が生まれた時の嬉しい気持ち知っていても、喜ぶ姿よりも泣いている姿を想像してしまいます。

私の思考の癖の1つに
起こってもいない悲劇を想像して落ち込むという
とても面倒なものがあるんですが、
今日は、その思考の癖を手放せた話をしますね。

失敗したことや悪いことばかりを想像し、チャレンジができなくなっている人はぜひ読んでみてください。

先日のことです。
クライアントさんが、ひどく落ち込んでいて、立ち直れないほどの様子
話を聞いてみると、チャレンジしたことを全否定されたように受け取っていました。
でも、私からみたクライアントさんのチャレンジは、失敗したとは思えなかったのです。

なぜ、そこまで落ち込んだのかな?と
クライアントさんの思いを吐き出してもらったところ
そこにはクライアントさんを批判しているビリーフちゃんがいたんですね。

ビリーフは信念とか価値観という意味ですが
私たちは、幼い頃から、色々な制限を受けて育ちますが
その人の性格や行動パターンは、このビリーフちゃんが操作しているんです。

よくできているのに、まだまだダメだなと思ってしまうのも
チャレンジしようとしても「どうせできない、失敗するに違いない」と思ってしまうのも、
完璧でなければならないと思うビリーフちゃんのしわざなんです。

完璧主義者のビリーフちゃんは、頑張っても頑張っても
マイナス思考が軸にあるので、光が見えずに暗闇に入っていく
グルグルしながら蟻地獄に落ちていく、そんな状態だったんですね。

アメリカの発明家トーマス・エジソンは
「人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ」といっています。

最初に出会った頃とは大きく成長していることに気づかないクライアントさんに、今までの頑張りを否定して欲しくなくて、諦めて欲しくなくて、話をしたんです。

よく「失敗は成功の母」とか「失敗は成功の基」とか耳にしますが
実際、失敗した人が成功するとは限らないし、努力が報われることがない現実もあります。

一方で、運が良かった時もあれば、多くの人に助けられ期待以上の成果を上げることもあります。
なかなかモチベーション高く努力をし続けることは難しいです。

原価がかかりすぎたことは失敗
売上が上がらなかったことは失敗
利益がでなかったことは失敗
数字が失敗したことを示しています。

でも、数字に表れなところを見てみたら

新しいチャレンジが商品になったことは成功
依頼した人にやりたいことが伝わらないことでモヤモヤ、イライラしても
最後まで諦めずに、試行錯誤して、自分が思う形に仕上げることができたことは成功
その商品を購入して、喜んでいるお客さんがいたことは成功

クライアントさんの意見が合わなかった人と仕事をする辛さは、人を選ぶことの大切さを知りました。
原価がかかりすぎたことは、原価を抑えられるか、という課題を教えてくれました。
売上が上がらなかったことは、どう営業するかを考えるきっかけになりました。
利益は、原価を抑え、営業し、売上が伸びればついてくることがわかりました。

クライアントさんが失敗だと思っていたことは
次への課題を教えてくれていただけで
あと少しで、クライアントさんが満足できるものをお客様に提供できる、
そこに気づいてもらえたんですね。

そして、課題に対する答えは、クライアントさんが知っているんです。
誰と一緒に仕事をするかも、原価を抑える方法も、営業方法も
クライアントさんが見えていなかったことに気づくと
クライアントさんの顔が上がり、霧が晴れたような顔がみられました。

業務改善に繋がるPDCAは古いと言われることもありますが
Plan(計画)Do(実行)Check(検証)Action(改善)の流れと数字の分析は必要です。

それにプラスしたスピード感のある意思決定OODA
Observe(観察)Orient(状況判断)Decide(意思決定)Act(行動)

顧客ニーズや社会情勢の変化が激しい中で、失敗の面だけを見るのではなく成功した面をみることは大切で
もしかしたら、今回の一番の失敗は、自分の思いをそのまま形にしてくれる人、一緒によりよいものを作りたいと思う人に依頼できなかったことかもしれません。
そう、人件費は大きな原価であることをお忘れなく。

失敗も成功も事実を書き出すことで、客観的に評価でき、次の手を考えられるようになります。

失敗は成功の母にもなるし
失敗は失敗の母にもなるし
成功は成功の母にもなるし
成功は失敗の母にもなる

実は私も悪い結果ばかりが気になり、良かったことを受け入れられずにいたんです。
それは、完璧主義者な母から100点がとれないと人間失格のように言われていたことに起因します。

ピアノでも作文でも習字でもテストでも常に100点をとり、医者になった兄と比較され
母の希望する高校、大学の受験に失敗するたびに「親不孝者」と言われ
やりたいことも成績が悪いことを理由にさせてもらえず、成功体験もないまま、何もできない、どうしようもない子だと刷り込まれ大人になりました。

その結果、失敗するくらいなら、しない方がいい、努力は報われないものだと思いこみ、何もしないことが安全で安心だと思い込もうとしていました。

でも、もともと好奇心旺盛な私は、何もしないことほど退屈なものはないと知っているんです。
なので、失敗しないところで、チャレンジをしてみる
結果、満足できずに失敗したと思い込み、落ち込む、の繰り返しでした。

「チャレンジしたい私」と「失敗するからチャレンジするなという私」が常に戦っていて、
出来ない理由を先に探し、ちょっとした失敗でも「ほらやっぱりできなかった」と自分を責め
それでも、チャレンジすると、失敗が失敗をよび、グルグルして動けなくなることもありました。

このグルグルして動けなくしていたのが完璧主義のビリーフちゃんだったんですね。

母に「100点でなければならない」と言われていた
100点をとらないとどうなる?
怒られる、親不孝だと言われる

親に怒られたり、親不孝だと言われると辛いし悲しい
親不孝な子どもだと思われたくない、親を悲しませたくない
だから、完璧でなければならない
でも、できない

完璧ってなんだろう?
私がやりたいことは完璧でなければいけないことなのかな?
そうじゃない

じゃあ、今、私がやりたいことをやることは
親不孝で親を悲しませることになるのかな?

答えはもちろんNOです。
じゃあ、自分のために自分がやりたいことをやろう

社会にでると問題に対する答えは1つではありません。
〇か×しかない世界なんて、作れないし、作る必要もないことに気づくと
自分がやりたいことをするには、自分のやり方で工夫し、試行錯誤し、続けていくことしかない
それがもっとやりたいことに繋がっていくことが分かったんです。

何が成功で何が失敗なのかなんて誰もわからないし、
そんなことにとらわれる必要もなく
思っていたことと違う結果がでたら、それをふまえて次にいく
失敗したと思ったら早く気づけてラッキー、それだけでいいんじゃない?

長い時間をかけ、信念を貫き通すことができれば、道が繋がり
形になり、満足でき、やっててよかったと思えれば、それでいい

運が味方についてくれることもあるだろうし、
沢山の人が支援してくれるかもしれません。
失敗という概念を捨てられたら楽です。

そのためには、親からの価値観を書き換え、自分と向き合い
自分のために生きていく選択ができるようになると
自分らしく生きられるようになることを伝えたいと思います。

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