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【スイス】エメンタール工場見学(3)

一番の楽しみ、工場併設レストランです。
フォンデュにしようかラクレットにしようかと考えていたのですが…チーズにストイックな食べ比べセットにしてしまいました。チーズとパンだけのランチです。

4ヶ月から30ヶ月熟成までの8種類です。
隣り合わせ同士のチーズは、初心者の私には大きな違いはわからないですが、4ヶ月と30ヶ月熟成は風味がかなり違うのがわかります。

見た目は熟成が進んでいるものは水分が少なく層ができていて、若いものはツルっとしています。

Rahmtaler: 特定の生産者が作る草木の香り豊かなもの
Classic: 4ヶ月
Reserve: 4-8ヶ月
Extra: 12-36ヶ月
Felsenkeller: 洞窟で熟成。気温13℃、湿度95% (16ヶ月)
Urtyp: 熟成4ヶ月後に選抜される(12-15ヶ月)
Le Roi: 王のチーズ(24-30ヶ月)

レストランは景色も最高で、遠くに牛さん達を見ながら、そのミルクに感謝しながらチーズを頂けます。

この食べ比べセットは一度には食べきれず、お持ち帰りにして、家でしばらく楽しみました。

敷地内には昔の農家のチーズキッチンがありました。

説明は何も書いていなかったのですが、おそらくこんな感じかと。

・大きなチーズ釜と薪
・凝乳・カッティングための道具、
・瓶の中は子牛の第4の胃レンネット?
・丸型の木枠
・圧搾用の手回し器?

それから住居スペースもあるのですが、天井から出てるホルンのようなものがありました。これで二階の人と話していたのでしょうか。
残念ながら二階部分には入れなかったのですが、昔のスイスの農村の人の生活とチーズ作りに想いを馳せることができました。


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