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【スイス】エメンタール工場見学(2)

塩水に浸けた後、グリーンチーズと呼ばれるできあがったばかりのチーズは発酵用のセラーに移されます。

発酵セラーは室温20-24℃、湿度70-80%で、50-60日置かれます。

この高めの温度がプロピオン酸菌の活性をし、乳酸を壊し、プロピオン酸と酢酸とCO2を生成します。このCO2がエメンターラーの穴(チーズアイ)になります🧀

穴ができると、より低温の11-13℃の熟成庫に移されます。
この熟成の間に香り、味わい、アロマ、硬さが生成されます。
グリーンチーズは、自重によって変形しやすいので、上下が均等になるように、毎週ひっくり返されます

作業場を見学できるエリアでは、簡単な機械の説明がありました。

【一枚目】
・チーズバット大(5400L, エメンターラー4個分)
・チーズバット小(1580L, エメンターラー1個分)
・パスチュライザー(400L)
【三枚目】
・チーズバット大に材料が入っていて、加熱かカッティング作業してるようです。
【四枚目】
ターンオーバープレス
【五枚目】
なんの道具でしょうか?
型入れ後に表面をならすのかな…


売店は品数豊富でした。

エメンターラーの熟成違いのチーズ量り売りはもちろん、フレッシュチーズ、フレーバー付きのラクレットチーズ、バター、ビール用チーズ、スナックなど色々ありました。

アイスはその場ですぐ食べました。ミルク濃厚で美味しかったです!


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