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Google Hotel Ads利用を勧める2つの理由

こんにちは、株式会社いろはの民泊先生こと三浦剛士です(株式会社いろは代表でもあります)。

民泊先生は、民泊コンサルタントの先駆けとして、民泊運営のはじめ方と運営方法について発信しています。


Google Hotel Adsをご存知でしょうか?

Google Hotel Ads(Googleホテル広告)とは、Google が提供する検索連動型の広告商品で、宿泊施設の宿泊価格や空き状況をGoogleユーザーに表示できるサービス。


Google Hotel Adsを利用するためには、まず宿泊施設をGoogleに登録しておく必要があります。もしまだでしたら、以前書いたこちらの記事をご覧ください。

Googleに自社サービスを認知してもらうことにより、広告費を掛けることで広告効果を高めることがGoogle Hotel Adsの役割となります。

いままでは、各OTA(BookingCom、楽天トラベル、じゃらん等)が相当な費用をGoogleに支払い広告を掲載していました。

ポイントは、ここです!
Google Hotel Adsに宿泊施設が自らが掲載出来るようになった。
*私たちは、Beds24(サイトコントローラー)を使用しています。

ちなみに広告費支払っても予約が入らなかったら、広告費用の無駄になるのでは??安心してください。無駄にはならないです。

予約が入らなければ広告費が徴収されることはありません。(ただし手数料の徴収のされ方は、他OTAと異なります)
Beds24は、Google Hotel Ads経由のノーショー客の手数料も宿へ返却されます。

簡潔に答えをだすと、GoogleがOTAになったということです。
(広告費=OTAへの支払手数料と同義です)


私がGoogle Hotel Adsを利用したい2つの理由


私は、民泊コンサルタントを行なっていますが、同時に2施設のオーナーでもあり、民泊運営会社も行なっています(分散型民泊Kamon Inn)。

宿泊の集客というのは、基本はOTA依存になっています。
(尖ったコンセプトや猛烈なファンが付いている施設はこれに限らないです)

これは、私たちの宿だけではなく旅館業の免許を利用して集客している全ての宿泊施設にも同様のことが言えるわけです。


ということは、宿泊施設が増えれば検索されるのが難しくなってくるので、OTA上でいかに目立つということが大事になってくるのですが、OTA上でやれることというのは限られていて、多くは「価格競争」に陥ってしまいます。もしくは、手数料率を上げることでOTA上で検索上位にもっていくということを、各施設しのぎを削って行なってきたということなのです。

しかし、これだと疲弊してしまうんですよね、宿泊料金が下がっても、固定費が下がるわけではないので、自分たちの命(利益)を削っているわけなのですから、これは疲れてしまいます。

ということで、1つの目の理由

1.「OTA依存の集客のままでは先がない」

ということです。脱OTAは、長期的に運営を考えているとたどり着く答えになります。

そのために、いかに自社予約サイトにお客様を呼び込むのかということが必要になっていきます。これは、ファン作りとも言い換える事もできるのですが、はじめから急にファンになってくれる、ということはありません。少なくとも一度は、宿泊はしていただかないとなりませんので、やはりどこからかの集客が必要となりますよね。

なお宿泊施設がGoogle Hotel Adsが利用できるようになったというのが、どういうことかといいますと、
GoogleがOTAとしての参入→OTA業界内での食い合いになる、
ということです。

そして、2つめの理由

2.検索エンジンとして最強のGoogleを利用出来る

ご存知の通りGoogleは検索エンジンでは、圧倒的なシェアを誇っています。

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宿泊施設側からすると脱OTAを考えているなか、GoogleがOTAが参入となれば、利用しない手はないです。これが、私がGoogle Hotel Adsを利用するべきと考える理由です。
脱OTAって言っているのに、OTAに参入してきたGoogleを利用するのは、矛盾して聞こえるところがあること気付かれるかと思います。

いまのOTAを利用している限りには、それらOTAから自社HPへ誘導する術がありません。それはそうですよね、OTA側からにするとサイト訪問者がサイトから逸脱するような設計には出来ないからです。逆いえば宿泊施設がOTAに依存してしまうのは、ここが理由でもあります。

今後、検索エンジン最強のGoogleを利用できるということは、併行して自社HPへの集客にも繋げられる可能性が出来たということです。

これによって、より自社宿サイトを際立たせるための改修(これは、対Googleにもなりますし、結果的にお客様に対しても良いことになり)も必要になってくるでしょうし、今後は今まで以上にGoogleマップでの口コミが重要になってくるということになりますので、口コミをもらう動線をしっかりと敷きながらやっていくことが必要になります。

既存OTAで予約が入った場合には、各OTAが宿泊後に口コミを書くような煽りメールがありますが、Google Hotel Ads経由だと、それがありませんので施設側でGoogleマップに口コミを書いてもらう様に依頼しましょう。

以上が、Google Hotel Adsについてと、私がGoogle Hotel Adsを利用した理由です。

*Google Hotel Adsをご利用頂くと画像のように赤枠で、GoogleマップにBeds24予約エンジンへのリンクが「公式サイト」の表示と共に表示されます。

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