希死念慮

今にも消えそうな少女がいた。

少女は兄に追いかけられて大人に事情を聞かれていた

よく聞けば彼女は自殺を考えていたらしい 兄はそれを止めようとしていた。

それが嫌がっている女の子を無理やり追いかけている男のように見えたらしいのだ

彼女と話をした。

別れ際彼女は元気そうに手を振っていた。

彼女に手を振ってから進行方向を向いた途端バスケットボールが転がってきた。

彼女からだ

バスケットボールを投げて渡すとありがとうと言った。
歩き出そうとした時にまたボールが転がってきた。

ぼくは今度彼女の元まで歩み寄りボールを渡した

すると、彼女はぼくの手を引いた。

兄に話がしたいと告げて2人で歩いた。

彼女は「あなたこそ消えそうだ」
と言い放った。

ぼくは意味が分からなかった












2022/06/19/ 6:47

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