レジナイト/シルヴァルリー
名前:レジナイト
変身者:シルヴァルリー
変形形態:レジナーシップ
全高:44メートル(レジナイト巨大化時)
重量:28000トン(レジナイト巨大化時)
最高速度:マッハ8(レジナーシップ形態時)
操縦者:姫麗戦隊アイレジナー
趣味:鍛練
特技:剣術
苦手:
日常常識的な知識と技能
俗物文化(殊に『お笑いバラエティー』などは軽蔑視している)
性格:
常に騎士道を慮る誠実実直な性格ながらも、反面、一途に愚直な傾向にも在る。
非常にストイックな堅物気質であり、軽い冗談すらも通用しない。
しかしながら「正義と弱者を守る」という一徹した矜持は如何なる局面でも揺るぐ事はなく、愛美達〈姫麗戦隊アイレジナー〉の頼もしい守護騎士として仕えている。
登場作品:『姫麗戦隊アイレジナー』
必殺技:スーパーレジナースラッシュ
アイレジナー全員の聖姫エナジー〈レジナーフィール〉を〈レジナーブロード〉へ刀身結集させ、如何なる物も一刀両断にする斬撃。
この攻撃は〝任意対象〟のみを斬る事が可能であり、例えば非対象を無傷のままに憑依融合した〈敵〉のみを斬る事や、或いは実体無き〝空間〟を斬る事も可能。
ただし〈アイレジナー〉全員の〝研ぎ澄まされた意志〟が必須条件であり、彼女達に一欠片でも〝迷い〟が生じていると発現できない。
武器:
●レジナーブロード:常時携えている愛剣
●レジナーレーザー:両眼から放つ光線
特徴:
そもそもは〈アイレジナー〉の守護騎士であり、つまり本来の〈主君〉は〝トゥルーレジナー/貴嶺マリア/マリア姫〟という事になる。
その為、当初は愛美達〈姫麗戦隊アイレジナー〉を認めようとはせず「未熟な偽物」と蔑視嫌悪にすら据えていた。
しかし、マリアを通じて諭される軟化と愛美達の成長や葛藤を見続ける事により心を開き、マリアを含めた〈姫麗戦隊アイレジナー〉全員を〈主君〉と認めるに至る。
通常は愛美達の学校の裏山に隠された格納庫で〈レジナーシップ〉形態にて待機しているが、人間サイズ形態〈シルヴァルリー〉として行動する事も可能であり、夜な夜な山中で自己鍛練に精進していたりもする(その光景が『新たな学校怪談』と広まっている事など当人は知らない)。
解説:
彼女達〈姫麗戦隊アイレジナー〉は〈可憐戦隊オトメイザー〉の後継戦隊ですから、当然、当初から巨大ロボも構想していました。
ただ、やはり描く手間があるので着手は嫌遠していましたがw
私が『可憐戦隊オトメイザー』や『姫麗戦隊アイレジナー』といった『凰太郎美少女戦隊』の指針としている像は〈アニメ系美少女戦士:セラムン系orプリキュア系〉ではありません。
あくまでもガチの『スーパー戦隊系』なのです。
人間サイズのネーミング〈シルヴァルリー〉は『騎士道:シヴァルリー』から来ていて、それにイメージカラーの『銀:シルバー』を接頭語にしたもの。本来のスペルは『CHIVALRY』なのですが『SILVER』にすげ替えてあります。
また余談的創作裏話となりますが〈トゥルーレジナー/貴嶺マリア〉のイメージカラーが『白銀』から『赤』に変わったのは、この〈レジナイト:シルヴァルリー〉との被りを避ける意図も発生したからです。
飛行形態〈レジナーシップ〉は、御覧の通り船型ブースターと合体した形態です(変形ではありません)。
着想としては、だいぶ昔……それこそ学生時代からあって「船首に女性上半身を据えたタイプって優美にしてカッコイイよな……これが〈ロボット〉だったりしたら面白い合体コンセプトだよな」と。
例えるなら『UFOロボ グレンダイザー』の女性型で、且つ美観方向性のコンセプト。
ですが、当時はアナログ描きでしたし、描く苦労と画力の低さから断念……しつつも、捨てずに温めていたアイディアなんです。
で、実は〈オトメイド:可憐戦隊オトメイザー〉〉が、こうなる案もあったのです。
しかしながら、諸々の理由から没。
まず〈オトメイド〉のデザインコンセプト『メイド』では締まらない可能性が大という点。
二つ目は〈変形合体巨大ロボ〉というよりも〈等身大アンドロイド〉として〝日常〟に溶け込んだ方が『オトメイザー』の作風にはマッチするという点(メイドというコンセプトも活きますしね)。
最後のひとつは(やはり)描くのがメンドクサイという点。
ですが今回、同型の〈女性ロボット〉を創るにあたり、思いきって描く事としました。
これは〈オトメイド〉との差別化独自性が欲しかった事に加えて『姫麗戦隊アイレジナー』の作風が〝エレガント優美〟なのでハマると判断した為です。
結構ドンピシャな判断……と自画自賛w
変形コンセプトが〈女性型グレンダイザー〉としましたが、この〈レジナイト〉では、もうひとつのコンセプト意向が働いています。
それは〈巨大戦艦バトルシャーク:『バトルフィーバーJ』〉です。
いわゆる〈巨大ロボ搬送マシン〉の元祖ですが、翌年『電子戦隊デンジマン』以降は〈SFディテールの台形マシン〉と化しています。
ですが、この〈バトルシャーク〉は「ザ・戦艦!」な貫禄の直球デザインであり、ともすれば後続巨大マシンが「何コレ?」と思わせるフィクション誇張に染まっていったのに対して、それ自体が〈単体ビークル〉として完成された魅力的なデザインだったのです。
それが前線に飛来し、分割されると中から〈バトルフィーバーロボ〉が重々しく登場する──実にワクワクするカッコよさでしたし、また〈無変形無合体ロボ〉でありながらも、すごく見映えにも在る。
それを優麗な感覚転化にて踏襲したかったワケです。
後部船体は〈レジナイト〉発進後、もぬけの殻な無人機となります。
ですが、それこそ〈グレンダイザー〉のUFO〈スペイザー〉や、或いは〈スターセイバー:『トランスフォーマーV』〉の大型ジェット機〈Vスター〉のようにリモートコントロール可能であり、その援護を加味して縦横無尽な戦局を生み出せます。
その際に船体の方は微々とした変形で〈単体ビークル〉にしたい気もあるのですが、描くのがメンドクサイので現状は未定です(とは言いつつも、その前提で描いたのですが……現状は両天秤逃げw)。
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