労働判例を読む#622
今日の労働判例
【東京税理士会神田支部ほか事件】(東京高判R 6.2.22労判1314.48、X控訴分:一部認容(原判決一部変更)・一部棄却、Y控訴分:棄却、Y上告・上告受理申立)
この事案は、税理士会Y1の会員(税理士)・役員であるY2から、Y1に勤務するXが性的暴行を受けたことと、その後の主にY1の対応・体制の不備を理由に、損害賠償を請求し、Y1による解雇を無効と主張したのに対し、Y2がXに対して反訴を提起して、記者会見でY2の名誉を棄損したとして、謝罪広告と損害賠償