松下幸之助

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ノート

松下幸之助と『経営の技法』#167

7/31 仕事は1人ではできない

~部下を頼り、力として、ともに仕事をする。1人で仕事はできないものである。~

 経営者とか指導者は、率先垂範して仕事をする責任があるが、それは基本的な心がまえの上での話である。仕事は1人ではできない。一度に四方八方へ目を配ることもできない。それゆえに部下の人たちに、それぞれの責任でそれぞれの立場で仕事をしてもらう必要があるのである。それには部下をいたわり、鞭撻

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松下幸之助と『経営の技法』#166

7/30 人柄と魅力

~人を引き付ける魅力は、努力によって養い高めることもできる。~

 指導者に「この人のためなら……」と感じさせるような魅力があれば、期せずして人が集まり、またそのもとで懸命に働くということにもなろう。そういうものをもたずして、よき指導者となることはなかなか難しいと思う。
 もっともそうはいっても、人柄といったものはある程度先天的な面もあって、誰もが身につけることは難しいかも

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松下幸之助と『経営の技法』#165

7/29 心と体の健康管理

~健康管理も仕事のうち。日々心を躍らせて、仕事に熱中したい。~

 趣味やスポーツなどでよく経験することですが、それに熱中し、楽しんでいる時は、他人から見ればずいぶん疲れるだろうと思われる場合でも、本人はむしろ爽快さを覚えていることがあります。心が躍っているから疲れない。あるいは疲れても、それを疲れと感じないわけです。仕事の場合もそれと同じことで、仕事に命を懸けるとい

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やったー!
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松下幸之助と『経営の技法』#164

7/28 悩みを認める

~1つくらい悩みがあったほうがいい。そのおかげで、注意深さが生まれる。~

 私は、悩みが1つくらいあってもいいではないかと思っている。むしろ悩みが1つあるということは、人間にとって大事なことではないかと考えている。これは、別に無理にそう考えているのではない。無理にそう考えても、自分が苦しむだけである。私は本当にそう考えている。
 なぜかというと、常に何か気にかかる1つの

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松下幸之助と『経営の技法』#163

7/27 小事と大事

~小さな失敗は、厳しく叱る。大きな失敗は、これからの発展の資とする。~

 普通であれば、大きな失敗を厳しく叱り、小さな失敗は軽く注意するということになろう。しかし、考えてみると、大きな失敗というものはたいがい本人も十分に考え、一所懸命やった上でするものである。だから、そういう場合には、むしろ「君、そんなことで心配したらいかん」と一面に励ましつつ、失敗の原因がどこにあったの

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松下幸之助と『経営の技法』#162

7/26 叱った時間に授業料

~時間は貴重なものである。お金と同じ価値がある。~

 先頃、うちの会社によそから新しい社員が入ってきた。
「君、松下に入って何か感ずるところがあるだろう。その感ずるところを話してくれ」「これこれです」「それだけか」「そうです。これこれであきまへんか」「私は君にひとつ忌憚なく話をしよう。君の今の答弁は50点や。私は少なくとも70点感じて欲しかった」
 そう言っていろ

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松下幸之助と『経営の技法』#161

7/25 やれば必ずできる

~”やれば必ずできる”と力強く訴えてこそ、知恵が集まり、よりよいものが生み出される。~

 責任者ができないと思ったならば、できるものでもなかなかできません。しかし、責任者が”これはやれば必ずできるぞ”という考えに立ち、十人なら十人いる部下を集めて、「これは、こういうことでやりたいと思う。諸君、やってくれるか。私はやれると思うから、諸君もぜひ力を尽くしてほしい。諸君が

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松下幸之助と『経営の技法』#160

7/24 社長を使う

~社長や上司を積極的に使う。そうして会社は発展していく。~

 例えば、仕入れの人が「大将一つお願いがあるんですが……」とやってくる。その時分は町工場だから”社長”とは言わずに、みんな私のことを“大将、大将”と呼んでいた。それで「なんや」と聞くと、「実は今あそこの工場とこういうように交渉しているんです。大体話が90%までいってるんですが、大将一ぺん顔出してください。話のほう

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松下幸之助と『経営の技法』#159

7/23 心配引き受け係

~上司が部下の心配を引き受けることで、部下は安心して仕事ができる。成果もあがる。~

 見方によっては、上司というのは”心配引き受け係”のようなものではないかと思う。下の人が安心して仕事ができるように、「なんだ君、そんなことで悩んでいるのか。そういうことは僕が心配するから、君は思い切ってやりたまえ」と言って、その心配を一手に引き受けてやる。そうすれば仕事のほうは下の人が

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松下幸之助と『経営の技法』#158

7/22 悪い情報は貴重である

~悪い情報を出しやすい雰囲気をつくる。そうして真実を知り、必要な手を打つ。~

 こんな問題がある、ここはこうしなくてはいけない、といったことがあれば、それについてはいろいろな手を打たなければいけない。それが指導者の耳に入ってこないというのであれば、必要な手も打てなくなってしまう。
 ところが、実際には、そういう悪いことはなかなか伝わってこないものである。誰でも悪

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