『心理的瑕疵物件』

『事故物件』という言葉があります。                 『事故物件』とは、一般的には建物内で自殺や他殺            火災による焼死、不審死、事故死など                  人の死亡に係る事件があった物件のことを言いますが          『事故物件』と同じような意味の言葉として              『心理的瑕疵物件』という言葉があります。

瑕疵(かし)とはきずや欠陥のことです。
物理的瑕疵は目に見えるものなので
補修によって問題が解決できたりしますが
心理的瑕疵は目に見えないので、とても厄介なものです。

不動産の売買物件や賃貸物件の情報を見ると
備考欄などに「心理的瑕疵あり」と記載されている場合があります。
『事故物件』は告知義務がありますが
不動産会社は自殺や殺人事件などの直接的な言葉を避けて
心理的瑕疵という曖昧な表現で集客をして
契約へと進みそうなときに告知するようです。

『心理的瑕疵物件』に該当するものとして
人の死亡に係る事件があった物件(事故物件)以外に
「指定暴力団の事務所」や「嫌悪施設」が
周辺にある物件も含まれています。

「嫌悪施設」として色々なものが挙げられますが
何に嫌悪感を覚えるかは人それぞれなので
分かりにくい感じがします。

神奈川県座間市のアパートの一室で起きた猟奇的な殺人事件が
日本中を震撼させていますが・・・
『事故物件』となってしまったアパートの名前や場所が知れ渡り
今後のことを考えると、オーナーがあまりにも気の毒です。
同じアパートに住んでいる人や近隣の人の精神的苦痛も甚大です。

柔和そうな好青年が、なぜ残虐な行為を行ったのか・・・
SNSが舞台になった謎が多い事件なので
真相解明には時間がかかりそうです。

ハロウィンの余韻が残る街に
イルミネーションが灯り始めて
街はクリスマスに向けて動いています。
クリスマスが終わったら、すぐにお正月・・・
今年も終わりに近づいてきたということですね。

子猫を描きました。
サンタ帽子を被せてみました。

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