『赤信号みんなで渡れば怖くない』

『赤信号みんなで渡れば怖くない』という言葉があります。                          この言葉は昔流行った言葉で、ビートたけしとビートきよしが “ツービート”という漫才コンビを組んでいた時にビートたけしが発したギャグです。

そのことば(ギャグ)は
“集団心理”を捉えています。
集団だと責任意識が稀薄で曖昧になり
自分一人ではできないこと(赤信号を渡る)を
集団だとやってしまいます。

あなたはエスカレーターに乗るとき
次の①、②のどちらに当てはまりますか?
①左側に立ち右側を空ける
②右側に立ち左側を空ける
慣習として東京では①、大阪では②です。
片側を空けるのは、急いでいる人が歩くためで
思いやり?の精神から空けています。

エスカレーターの片側を歩くことは悪い慣習です。
本来、エスカレーターは歩行禁止で
立ち止まり、ベルトを掴んで乗るものです。

片側を空けないで横2列に並んでいると
後ろから歩いてきた人に邪魔だと注意を受けることがありますが
「歩行の邪魔、どかして当然」のように振る舞う人に辟易します。
見知らぬ人の横に並ぶ必要はありませんが
本来、エスカレーターは横に2人並んで乗るものです。
特に幼児連れは横に並ばないと危険ですね。

悪い慣習が暗黙の内に浸透してしまいました。
特に下りの歩行は将棋倒しの可能性もある危険行為です。

『エスカレーターみんなで歩けば怖くない』
都会ではエスカレーターを歩く人が多いですね。
エスカレーター歩行による時間短縮はほんのわずかですが
歩行する人は必死になって時間と闘っているようです。

『せまい日本そんなに急いでどこへ行く』
という交通標語が昔流行りましたが
都会の人はみんな歩くのが速いし
時間に追われてせかせかと急いでいるようです。

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