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【DTM】作曲初心者が最初にやるべきこと【ボカロPになるには】

こんにちは161P(@_161P)です。

たまにはブログではなくnoteで記事を書いてみようと思います。
ちなみに内容は僕がブログで書いている内容を焼き直ししているものです。

当ブログ:https://161plog.com/

前置きが長くなる前に本題に入ります。

✔︎ 本記事の内容

DTMを始めるときに必要なもの
DTM初心者がまず最初にやるべきこと
DTM初心者が注意すること

✔︎この記事の信頼性

この記事はDTM歴10年目の161Pが書いています。
DTMや曲作りについては全て独学で勉強し、今では企業と一緒にお仕事をしたり、レーベルに声をかけられたり、ボカロ曲を投稿したりしています。

✔︎DTM初心者 たちがよく抱えている悩み

・DTMの機材を買いたいけど続くか分からないし・・・
・DTMの機材を買ったけど、何をしたら良いのかわからない
・ソフトの使い方が分からない
・どうやって曲を作っていいのか分からない
・MIX・マスタリングってどうやるの?

こんな感じですね。

音楽経験0から音楽家になった僕も初心者の頃は同じ悩みを抱えていたので、気持ちがよく分かります。

今回の記事では上記の悩みを全て解決していきます。

【DTM】作曲初心者が最初にやるべきこと【ボカロPになるには】

✔︎ まずは必要なものをチェックして揃えよう。

この記事は必要なものを既に揃えた人向けのものなので、まだ、機材が揃っていない方は以下の記事を参考に必要最低限の機材たちを揃えてください。

https://161plog.com/dtm-must-item/

DTM初心者は何からやるべきか

結論、上の画像の通りです。まずは既存曲のコピーを始めることです。

おっと、まだ記事を閉じないでください。

多分この記事にたどり着いた方は、他の記事でも「コピーしよう!」という文字を見たはずなので、「またか」と思うかもしれません。

ですが、事実僕はこの方法で経験0から音楽家になりましたので、少なくともかなり説得力があります。

加えてこの記事では、具体的なコピーのやり方まで解説していきますので、どうぞ読み進めてください。

DTM初心者がやるべき既存曲コピーの具体的なやり方

✔︎ 結論、具体的には3段回です。

・好きな曲をじっくり聴き込む
・ドラム・ベース・ピアノ(ギター)の基本パターンを打ち込む
ワンコーラス打ち込めるようになったら合格です。

上記の通り

深掘りしていきます。

好きな曲をじっくり聴き込む

じっくり聴き込むときは、「1つの楽器に集中して聴き込み、今度は違う楽器に集中して聴き込む」これを何回か繰り返すのが良いです。

例えば、
・1回目はドラムに集中して聴き込む。
・2回目はベースに集中して聴き込む。
・3回目はピアノに集中して聴き込む。

みたいな感じですね。

ドラム・ベース・ピアノ(ギター)の基本パターンを打ち込む

ある程度聴き込んだら、実際にドラムやベースなど楽器を打ち込んでいきます。

✔︎ 完璧にコピーしようとすると挫折します。

初心者ほど完璧にしなくては!と強く意識しますが、別に完璧にコピーしなくても大丈夫です。

ドラムもベースも基本的なパターンやメロディを打ち込んであげましょう。

なんとなく形になっていればOKです。

完璧にコピーするっていうのはベテランでも時間がかかります。

もし、上手く打ち込めない場合は、まだまだ聴き込めていないので、再度じっくり聴き込んでください。

原曲を再生しながら「この音かな?」「こんな感じかな?」と打ち込むのもOKです。そうすれば相対音感や曲作りのコツが掴めたりセンスが磨かれます。

ワンコーラス打ち込めたら合格です。

ワンコーラス打ち込めたらもう合格です。立派な音楽家ですよ。

多分ここまでできた人は「案外曲作りって簡単なんだな」と思う人が多いはずです。

実は一見難しそうな曲ほど、楽器の演奏はシンプルだったりします。

ここのフェーズをクリアすると、今まで教則本やDTMスクールで学んだ人であれば、

・「この曲はこういうコード進行を使っているのか」
・「ドミナントモーションってこういう感じで使うのか」
・「ドラムのフィルインってこういう風に打ち込むんだな」

こんな感じで、これまでの知識や技術の点と点が線で繋がったような感じなります。

作曲と作詞は同時進行しましょう。

理由は、作曲と作詞はセットで考えないとマッチしづらいから。

・歌詞はいいけど曲が微妙だな。
・曲はいいけど歌詞が微妙だな。

上記のように感じる音楽は曲と歌詞がマッチしていません。

歌詞とメロディとコード進行はお互いにマッチしていないと聴いてくれる人の心に響かないんですよね。

作曲と作詞を同時進行する具体的なやり方

超簡単で、結論「ふふふ〜ん」と鼻歌を歌いながら歌詞を当てはめていくだけです。

嘘でしょと思う人もいるかもしれませんが、事実この方法で作っているプロもかなり多いです。

DTM初心者がつまづきやすい編曲【簡単なやり方】

結論、基本パターンを崩して手を加えていくだけでOKです。

✔︎ 具体的なやり方
・ドラムのリズムや打ち方を変える
・ベースのメロディを変える
・ピアノのバッキングを変える

いきなり難しいアレンジを打ち込んでいくのではなくて、基本パターンを徐々に崩していってアレンジしていくのがコツですね。

✔︎ドラムに打ち込み方については動画でも解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=L7m31CQ6ckk

文字だけだと分かりづらいので動画でも解説しています。

その他の楽器もこの動画と同様に基本パターンから少しずつアレンジしていくのがコツです。

楽器を追加していく

具体的には
・曲をひきたたせるようなフレーズやリフを色んな楽器入れ込む。
・スカスカの周波数帯域を埋めるように楽器を追加する。

などですね。

上記は難易度が少し高め。慣れていないと厳しいかもです。

✔︎ 慣れていない初心者は徐々に経験を積んでいくしかないです。

作詞・作曲・編曲に悩んだりスランプに陥った場合は、再度好きな曲やリスペクトしている曲コピーして技術や知識を身につけましょう。

編曲がうまくできないという人は既存曲を分析しましょう。

分析する楽曲は自分のイメージに近い楽曲を選ぶのがベストです。

特にアテがなく、なんとなくアレンジができないという方は、残念ながら知識や技術不足です。

とはいえ、絶望する必要は一切なく、アレンジ方法を知らないなら知ればいいだけです。

アニソンなんかは本当色んな工夫がされているので、手っ取り早くアレンジ方法を吸収したり、楽曲を分析するにはもってこいです。

色んな工夫がされているアニソン

✔︎「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」

曲のメリハリ、パートごとに異なるサウンドとキャッチーなメロディ

✔︎「異世界かるてっと」

最初からキャッチーですごい!セリフ部分も飽きがこないようにサウンド
が工夫されており、サビへの盛り上がりはオキマリの駆け上がりが魅力!

✔︎「うららか日和の四重奏」

ほぼ同じコード進行なのにキャッチー

楽曲の分析をするときは出来る限り色んなジャンルを聞いてください。

YouTubeだと限界があるので、AmazonMusicみたいなストリーミングサービスを使う方が効率が良いです。

DTM初心者がぶち当たる壁、MIX・マスタリング。

MIX・マスタリングは、作曲や編曲とかの技術とは異なっておりますが、避けては通れません。こちらも根気良く勉強していきましょう。

具体的なMIX・マスタリングのやり方

ボリュームとパンを決める(ここで8割決まります。)
必要に応じて、コンプ、EQをかけていく
必要に応じてリバーブをかけていく(ベースにはかけないで。)
マスタリングプラグインなどで音圧や音質を調整する
上記の通り。MIX・マスタリングについて解説するとなるとかなり長くなるので、別の記事で解説しています。

✔︎ じっくり勉強したいよという人は以下の記事からどうぞ。

https://161plog.com/vocal-mix-fundamentals-superior-level/

https://161plog.com/vocalmix-effect-tip/

https://161plog.com/vocal-eq/

https://161plog.com/vocal-comp/

朗報:MIXとマスタリングはAIに任せてもOKです

すみません。先ほど勉強しましょうとは言ったものの最近ではMIXやマスタリングを自動で行ってくれます。少し高いですが、お金に余裕がある人はこういったソフトを使うのも全然ありです。

✔︎ 具体的な解説は以下の記事でしています。

https://161plog.com/izotope-automaticmix/

DTM初心者は何からしたらいいの?と難しく考えるよりできることから初めてみましょう。

DTMってお金も時間もかかるイメージですが、ふたを開けてみると意外と必要なものは少なかったり、曲作りも簡単だったりします。

確かに色んなソフトや音源を買ったりすると高くつきますが、初心者のうちはできることから始めればOKです。

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