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非常勤講師の私へ、先輩方からの言葉をシェア(その1)

この春、勤務先の学校を変わりました。春休みに荷物整理をして見つけた、先輩方からのメッセージをシェアします。どれも大事なことです。

①明るく元気に・粘り強く


 大勢の生徒たちを引っ張っていくのだから、挨拶からエネルギー高めに越したことはありません。生徒の関心を引き付けます。
 そんなにすぐに分かったり、人は成長したりしません。言い方を変えたり、毎回言ってみたり、未だ試行錯誤の日々。

②生徒に教えてもらう


 生徒は自分の在り方を反映してくれる、いわば先生です。問いかけに、反応のない場合でも、全身全霊で観るようにすれば、なんらかの気づきはあります。

③最初はいっしょにやてみる


 指示ひとつで動ける人間はそうはいません。そして不安なものです。サポートしつつも、自分でやった感が、自信へとつながり、次へのステップとなります。すかさずほめるのも忘れずに。生徒どうしで教えあうのも良いでしょう。

④ほめる


 誰でも、ほめられれば嬉しいです。生徒を謙虚にみて、そして経験を積み、躓きやすいところがわかるほどに、ほめることは増えます。お互いのやる気にもつながります。
 もちろん、馬鹿にしたり脅したりはなしです。生徒が、分かったふりをするようになったら、理解からは遠のくでしょう。

⑤自分で気づけるように


 全ては教えず、言い過ぎず。教え込むのも時には有効ですが、長い目で見て残らない。励ましやヒントを適宜いれ、「わからない、しっくりこない、できる気しない」、の発言を引き出す雰囲気も必要ですね。①とループしていきます。
 
数学を教えることを通して、先輩方からいただいた言葉をまとめました。
ありがたいことです。


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