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日記20(自己紹介編)

幼稚園からの幼馴染にここがバレてしまい、そいつ経由で繋がりのある友人知人皆に知れ渡ってしまった。
もう隠す必要もないので本当の自己紹介を書こうと思う。


俺の名前は天照健七郎14歳。
ひょんな事から皮膚呼吸の仕方を忘れてしまい死にかけていた所を後に師匠となる田中枇榔仁に助けてもらい今は師匠の家に修行のために居候していて町田という何故か神奈川県だと思われている東京なのに東京ではない哲学的な街に住んでいる。


先日師匠から『用が済んだら帰って欲しい人ってなーんだ?』となぞなぞを出されて『セフレ!』と即答したら『俺はセフレとマリオカート6時間したりディズニーランドに行く。お前はセフレをなんだと思ってるんだ?なんなら俺はセフレとセックスを6年はしていないぞ。破門だ貴様は』とガチギレされてしまった。


ED師匠を失った俺は新たな師匠を探す為にBANDやろうぜで募集をかけ2人の師匠と出会う。

1人目は45歳の自称ゴリラに育てられた師匠で語尾がウホッてて初めて顔合わせしたスタバで終始ウンコを握っていた。正直言って面を食らったが動揺を隠す為と舐められない為にとりあえずスタバの壁に頭突きをかまして眉間から流血の後に挨拶をした。
一通り会話を終え別れ際に悪臭に包まれる店内で握手を求められた時には『逆らったら殺されるぞ』と守護霊の婆ちゃんからの忠告が脳内にリフレインしたのでがっちり握手を交わした。
スタバで話し込み1時間以上経過しているにも関わらず何故か温かい糞に『これが魔法瓶ならぬ魔法糞か』と今思えば訳の分からないことを考えていた。

2人目はSもMもどちらもいける28歳裕木奈江似のSM嬢の師匠で何をやってもそつなくこなす器用さが故に自分はどっちつかずの中途半端嬢なのではないかと真剣に悩んでいた。
実際に妙技を見せてもらったがSとしての必須技能である鞭捌きはクリストフ・ルメール級で『コスモバルクはこんなもんじゃなかったよ!』が口癖。
Mとしては謝りながら消しゴムを20個くらい口の中に放り込んでいた。
ゴリラ師匠と会ってから1時間後の同じスタバだったので客も店員も奇異の目を向けていた。


こうして俺(弟子)ゴリラ(師匠)SM嬢(師匠)の3ピース師弟を結成する事になり俺の家で顔合わせとして一度集まる事になった。

母さんは中2の息子が45歳のゴリラ語を話すおっさんとボンテージ姿で鞭を持ったエロい女を連れてきた、と心配している様子だったが『自由研究のテーマがザ・ノンフィクションなんだよね』と意味不明な事を言ったら納得していた。

そしてさっきからかれこれ3時間は糞を握りしめてるおっさんにキン消しを食わせながら女が様々な罵倒を浴びせ鞭で叩きまくっている。


用が済んだら早く帰らねぇかなこいつら。

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