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2023年 写真について思うこと

こんばんは。アマチュアですが長年写真およびカメラと向き合ってきて、2023年現在で思うことを残したいと思います。

私の写真歴

私の写真歴を簡単にお伝えすると、約20年前の大学時代に大学の写真部に所属し、白黒フィルムで写真を取りまくっていました。被写体としては空が好きでしたので、自転車で夕日を追いかけ、ゴールデンタイムを逃すまいとシャッターを切っていました。

社会人になってボーナス2回分でEOS 5D Mark2を購入しました。写真スタジオでも使われるフルサイズカメラを持っていたので、社内ポスターの撮影や同僚の結婚式などに駆り出されることがよくありました。いいように使われていたように思いますが、自分が撮影した写真が人を喜ばせることができるということに喜びを感じていました。

社会人6年目くらいで結婚し子供ができました。子供が小さい頃は刻一刻と顔つきが変わっていたので、それを逃すまいと写真を撮っていました。連射するためにより軽いカメラ、望遠レンズをつけて運動会や発表会を撮影していました。

2023年 カメラは構えている?

2023年現在、子供は小学生になり撮影するイベントも少なくなり、子供の顔つきが変わるペースもだんだんと緩やかになりました。

そうしていく中で私の考え方も段々と変わっていき、というか写真撮影について一度腰を落ち着けて考えてみることにしました。

色々考えた結果、現在はほとんどカメラを構えてはいません。

自分にとって、写真とは

今までは被写体や他の人のオーダーなど、自分以外の要素や自分以外の要望に応じて写真を撮影していました。でも、もっと自分のために写真を撮影していいのではないか、と思うようになりました。「自分のために写真を残す」ってどういうことなんだろう、と考えてしまうと、カメラを構えなくなりました。

マインドフルネスの影響

またマインドフルネスの影響を受けて、自分の考えが変わったことも影響しています。どうなるかわからない未来を不安がること、過ぎ去って変えられない過去と向き合うことよりも、「今、ここに」集中することのほうが大事なのではないか。そう考えると、写真を撮影することは「今、ここに」集中することだが、撮影した成果物である写真を眺めることは果たして「今、ここに」集中することなのか、それは果たして心を健全にしていくのか、そう思うようになってしまいました。

スマホの台頭

さらに昨今スマホが進化し、一眼レフにも負けない画像を生成するようになり、いよいよカメラを構えることの意義、写真機を使ってせーので集合写真を撮ることに疑問が浮かぶレベルになってきました。いつも持ち歩いているのはスマホで、わざわざ一眼レフを持ち歩くということはほとんどしなくなりました。

これからもしばらく考え続ける

・誰かのためではなく、自分のために写真を撮る
・写真を残し振り返る行為は過去と向き合うことであり、今と向き合うべきではないか
・スマホ全盛の時代にわざわざカメラを構える意義とは何か

現時点では結論が出ていませんが、今は写真について、写真撮影について、もう少し自分なりの定義や意義を見つけされるよう、もがいているところです。見つかったらまたお知らせします。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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