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時間の不足感から逃れるための戦術的休憩について:○○のために時間を使うと不足感が低減する

どうも、コーディング、動画編集、英語、中国語、SNS発信とやりたいこと多すぎの1610です。

みなさん勉強してますか?

ぼくはエンジニアへの転身を目標としています。

ここ3年、働きながら毎日平日は2〜4時間、休日は8時間は作業してきましたが、ダレてきました。マンネリによる疲れと、「何を学ぶべきかがわからない」焦りがぼくを疲れさせていました。

どうすればこのスランプから脱出できるのでしょう? それ以上に本質的な不安は、今後も定期的にこうしたスランプに陥るのでは? ということでした。ぼくには「バランスのとれた、継続できる勉強法」が必要でした。

そこでぼくの考えた対策が「休みを計画的にとる」ことです。

みなさんは勉強に行き詰まったとき、どうしていますか?

お役に立つかわかりませんが、休憩についてのぼくの考えをシェアすることが参考になればと思い、このノートを公開します。


「戦略的休憩を取ろう」という考えに至ったわけ


正月最終日にDaiGoの動画を見ました。もちろんメンタリストのダイゴです。


「正月休み最終日にやると人生変わること」・・・結論を言えば「新しいことにチャレンジする」なのですが、この動画の冒頭で「長い休暇明けのモチベーションアップを維持する方法」について触れていました。

休暇の効果を最大化する方法、それは「休暇の過ごし方について綿密な計画を立てる」ことです。

何にも考えずに休日を過ごすのは勿体ないです。なんとなく過ごした場合の旅行やイベントで得た喜びはたった2週間しか続かないと言われています。エラスムス&アイダホ大学の研究でこれを11週間に延ばす方法があります。(中略)休みの日にどんな行動を取ってどういったことをするのかを綿密に、絶対に自分の無理のない様に、確実に目標を達成出来る程度の計画を立てると良いわけです。 : Mentalist DaiGo Official Blog

そこでふと閃いたのが、自分に足りていなかったのは「回復力」ではないだろうかということです。そしてその回復力を最大化するためには、これまでのように漠然と休むだけではダメだ。

意識的、計画的に休憩を利用すべきだ、と。

DaiGoの引用した研究自体は長期休暇を想定したものですが、ぼくは土日や祝日のちょっとした休みにも応用できると考えました。

一方で、不安もありました。

貴重な自由時間を勉強以外に費やすなら、それが「勉強にとってもためになる」根拠が必要でした。


「時間が惜しい」感覚と戦ってでも休みの時間をとる


休みをとるのって不安ですよね。

特に社会人や目標のある人にとって、せっかくの自由な時間をだらだら過ごすのはかえって自己嫌悪を呼び起こしがちです。

「燃焼感」なく1日を終えてしまう恐怖。

「時間が足りない」という不足感。

しかし、人間は自分の目標のためだけに時間をささげるとかえって目標から遠ざかります

その衝撃の事実をエリザベス・ダン「「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版)」から知りました。

その本によると、自分の時間をほかの人のために使うと、自分のためだけに使った場合より「燃焼感」を抱くことができ、しかも「時間が足りない」感覚が低減するのです。

実際、たとえわずか 15 分間でも、ボランティア活動に従事すると、人々は自分の生活により多くの自由な時間があると感じます。ペンシルベニア大学で行われた研究で、学生たちに1時間にわたって課題を行わせたあと、最後の課題を出しました。地元の公立高校の落第寸前の生徒を助けるために、その生徒の大学入学のための作文を 15 分かけて添削してあげるという課題です。 (中略)添削の手伝いをするために居残った学生たちは、早く帰ることができて余分な自由時間を得た学生たちよりも、より多くの自由な時間がある気がすると答えました。だれかを助けることに時間を使うと、自分は効率的に動いていると感じるものなのです : 「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版) エリザベス・ダン、マイケル・ノートン、古川 奈々子

このパラドックスは実際のところ錯覚です。

他人のために時間を使っている = 自分は他人のために時間を使えるだけ自分の時間がある

脳のこうした錯覚は、ストレスを低減するのに大いに役立つと思います。


20パーセントを自分の目標以外のことに使う


大事なのは、一日の自由時間の一部ほどをそうした「自分や自分の目標以外の誰かのために使う」ことです。

ぼくは自由時間の20パーセントほどを「目標とは異分野に触れる」時間に費やすことにしました。ぼくの場合は、

 ・ お風呂に入りながらkindle paperwhiteで読書

 ・ 家族や親しい人とLINEで会話する

読書? と思うかもしれませんが、読書は「他人の物語に耳を傾ける」行為ですから。ジャンルは小説のほかに自己啓発も含みますが、単にぼくが自己啓発系が好きだから読むだけで、なんでもいいと思います。

ちなみにこの20パーセントという数字は、Googleが職員に20パーセントの自由な時間を許す「20パーセントタイム」からきています。

この 20 パーセント・タイムの方針は、もっと現実的な製品の開発にもつながりました。現在グーグルで最もよく知られている製品の1つであるGメールもそうです。ある概算によれば、グーグルのすべての新製品の 50 パーセントは、 20 パーセント・タイムによるプロジェクトから生まれたものだそうです。


八割戦って二割休む。

この方法がうまくいくかどうかわかりませんが、今後の発信を通じて成果を報告していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

おまけ:楽しみながら目標にアプローチするには?

そして「耳」を使ったこんな勉強法もありです。


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