『春すぎて・・・』毛筆書+デジタル背景
毛筆で書を書く
+
デジタルで背景を描く
春過ぎて夏きたるらし白妙の
衣ほしたり天の香具山
持統天皇
(万葉集 巻一 第28番歌)
この歌は
万葉集と百人一首に載っていますが
藤原定家が改作したので
万葉集では
「夏きたるらし」と「衣ほしたり」が
百人一首では
「夏きにけらし」と「衣ほすてふ」に
なっています。
万葉集では
「衣が干してあるから、夏が来たらしい」
百人一首では
「衣を干す頃だという夏が、来たらしい」
と
微妙に意味あいが違います
(だいたいそんな感じ)
万葉と平安鎌倉
時代の変化や好みで変わる歌
私は原歌の 万葉集の方が好きです