粉瘤を摘出してきました

4,5年くらいかな、ほったらかしていた背中の粉瘤を取ってきました。

でも、これが粉瘤であって良性腫瘍のひとつであることはここ最近に調べて知ったこと。

出来た頃から気づいてはいたけど、痛みもないし、これが何であるか知るのも怖いのでずっと放っておいた。
でもいい加減デカくなってきていたので、行ってきました。

ぶっちゃけ受付のときに「粉瘤を取りたいんですけど~」と自分で決めつけて言ったはいいものの、これが何なのかまだわからないので、先生に診てもらうまでドキドキしていた。

先生は診ただけで「あー粉瘤ね、良性のものだけど、どうする?今日取るか、今度にするか」と。
私「今日できるならお願いしたいです」
先生「じゃあ準備するから」
私「はい(ああ、とうとう始まる…)」

町のお医者さんで、うちの母も毎月通っている外科の病院。自分も体調が悪いときに行っていて顔は覚えてもらっているので安心。

昔はまあまあ大きい手術もしていたけど、先生も歳なので粉瘤くらいの手術ならしてくれると親に聞いたので行ってきた。

***

ちょっと体の大きい人だったらはみ出るくらいのほっそい手術台にうつぶせになり、まず麻酔。
チクッと痛い、そのあと液が注入されるときはもっと痛い。
でも数秒で麻痺し始めた。

そこからの状況はあまりわからなかったけど、しょっちゅう皮膚が引っ張られている感覚はあったので、とにかく気持ち悪かった…。

たぶん10分もかからなかったと思うけどだいぶ長く感じたな。
なにせ手術が初めてなので、その怖さったらなかった。
まだ始まってないのに怖すぎて「クククッ」って笑ってしまったほど。
ドラマとかでよく恐怖で気が触れた人が笑うのを見るけど、実際あるのね。

***

粉瘤の摘出方法は前に動画で観たことがあって、ふくらみの中心に穴を開けて、皮膚をつねって穴からニュル~って出す方法でやるもんだと思っていた。
あら、これなら傷跡もほぼのこらなくていいわね的なやつ。

でも町のお医者さんは違っていた。
麻酔をしてても「(あ、これ切ってるな…)」とわかったし、なんなら針を通しているっぽいチクッとした痛みも感じた。

生まれて初めてメスを入れられたし、今皮膚が糸で縫われている。

***

終わってホッとして立ち上がったら、看護師さんが「これが出てきましたよ」と、摘出したものを見せてくれた。

思ってたより全然でっかい物が…なんなんだろうあれは。
粉瘤ってたしか脂肪の塊でも、油の塊でもないんでしょ。汚れ?
見た目がビー玉ほどのデカさで、テクスチャの固い美容クリームみたいな薄いピンク色の塊を見た。ウィズブラッドで。

(こんなんが出てきたら絶対いま背中にボッコーって穴が開いてるだろ…っていうか余計な肉も一緒に取ってないこれ…?)とまじまじと見つつドン引きしながら、
私「ほ~~…これってなんなんですかね?」
看護師「ンフフフッ」

先生は終わったあと何も言わず、自分がTシャツを着るころには次の患者を診察していた。クールだ。
だけど注意事項とか、いつから風呂に入っていいのかとかは言ってほしかったな。
あとで聞いたけども。
それくらいしょっちゅうあることなんだろうね粉瘤の摘出手術って。

***

そんな感じで今、術後2時間ほど経ちました。
患部が少しジンジンしてきました。
これからご飯を食べて抗生物質を飲みます。
その後の痛みが心配だなあ、縫われているからあまり動きたくない…変な感じ。

明日はもちろん消毒してもらいに行きます。
あんなドン引きするくらいのデカい粉瘤を見たせいで、今後もし再発したらすぐ行くことにしました。
ほったらかすのはよくない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?