第192怪〜夜雨に帰ル、AmE-1:50目劇バキュンお憑かれ様デス！

お憑かれ様デス！

4月ぶりの犯行となったストロベリーソングオーケストラ単毒公演『夜雨に帰ル、AmE-1:50』目劇していただいた共犯者諸君、ありがとうございました！

オープニング／写真・川喜田伸輔

1998年より活動しているストロベリーソングオーケストラが駆け出しの頃にお世話になっていたライブハウス、千日前CLUB WATER。そのCLUB WATERが西成の地にて再始動する！てなニュースを聞きつけて今怪久々に夜の雨を降らせに帰る事ができました。

と。やはり持っているのが当一座。
土曜日まではガンガンに晴れていた天気が、しっかり日曜日の夜に雨を降らせてくれるのだから凄いデスよね。いつだかに行った演劇公演『観天忘奇譚』の時みたい。あの時もちゃんと雨を降らせたしなー、って毎怪あんた等のライブ雨降ってまんがな！というのはご愛嬌。

今怪、このワンマンが決まった際、CLUB WATERに下見に行ったのデスが、ステージの壁に映像が投影出来るという事で、短焦点のプロジェクターを用いて映像を投影しよう！という演出プランが浮かび、またもや自ら首を絞める絞殺スタイルでの作業期間でございました。

この作業やりつつ、7月に行った瀉葬文幻庫の『怨塊禁書』の作業やら、11月演劇公演の台本を作ったりしてたんだから、なかなか僕器用じゃないデスか？ちゅうかアップアップやったわ！よー、やり遂げた！

今怪、客演で11月の演劇公演にも参加してくれる丸木ちゃんと、毎度お馴染み良寛が参加してくれました。

夜雨を降らせたかったから、傘を持っての演舞、そして雨の影像をいれたくて、影像中の雨音はAmとEの音階で作り、ピチョン、ピチョンと降らせておりました。冒頭のミニマルミュージックも僕が作ってみましたよ。影像共にお気に入り。

2005年に出演したのが千日前CLUB WATERではラスト。元・天井桟敷の昭和精吾さんとの2マンイベントがラストだったんデスよね。そう考えると19年ぶりのCLUB WATERだった訳か。そりゃストロベリーもいろんな意味で変わったわな。

2005年頃と言えば、ストロベリーもまだアルバムは『鏡町にて』『苺楽團と悪魔猫』しか無くて、あとはアルバムに入っていない曲が幾つか、みたいな時期。

その頃の曲を中心にやっていくか！とセットリストを考えていたら、ほぼやっちゃった！みたいな一日になってしまいました。おそらくライブでは昨日初めて観た、聴いたみたいな曲が幾つかあったんちゃいますか？

『ハナ』って曲と『走るという行為を改めて見直す提議、走レ！』という曲がそれに該当するかと思うのデスが、『ハナ』は17年ぶり、『走レ！』に関しては20年ぶりに披露した曲でありました。

この『走レ！』も20年前はスクリーンに映像を投影してライブで行っていて、まあまあ実験的なことをやってたんだなと改めて思った次第でござい。当時はランナー役を怪力男ハヤシが担っていましたが、今怪は良寛が走ってくれました。

まあ、今年で味園が無くなってしまうという訳で、味園2階をぐるぐる廻り、西成CLUB WATERを目指す！てな流れで良寛にひたすら走ってもらう撮影をしました。いやー、めちゃくちゃ走ったよね。僕もまあまあ走ったしな。

本編は良寛が、、おっと。コレは現場で観た人だけが知る事か。

他にこの日の目玉は、YouTubeにも公開された謎の影像、白昼夢グループなる怪しげな曲『切断して』。

こちらの他に白昼夢グループ関連が2本、当日影像で流れた訳デスが、皆さん如何でしたか？ウケたかなー。

ウケたかなー、っていうのもあるんデスが、まあこれが今後色々伏線をはっていくんだよね…って何の伏線やねん！と、今後何が起こるか、みなさまの頭の片隅に置いといて貰えたら。

他にどんな曲やったかなー、と振り返ってみれば色々あった日でしたが、こちら、8月18日（日）19時より、一回限りのプレミア生配信で、当日の模様を僕、ブッキー、虫ちゃんで一緒に観ながら振り返ろう！てな怪帰蒐集友の会の配信を行います。

また詳細は追って告知していきますので、皆さんスケジュール空けといておくれよー。一緒に振り返ろう！

ここからは毒者限定記事。
今回はこの日の演出や台詞が書き込まれた台本を公開します。

PDFファイルで公開しますので、ダウンロードしてご覧ください。

それではどうぞ！