第197怪~左半身が動かない!
先週木曜日の事である。
いつものように起床し、昼間は自宅でナレーション仕事を数本収録し、それからストロベリーソングオーケストラの制作作業を行い、この日は稽古が夜に控えていたので夕方に稽古場に到着した。
そこで稽古場の横にある蕎麦屋さんなんかで夜ご飯を食べて稽古場に向かったのだが、実はこの日の昼に首から肩、背中にかけて違和感というか、中々な痛みを感じていて、まあ、寝違えたかなんかなんだろうなと高をくくっていたのだが、なんてことは無い。稽古中にもドンドンとドンキホーテの店内BGMが如くその症状が悪化していくのである。
こりゃ思いのほか寝違えがエグイな…と、車の運転をするも、首がいよいよ曲がらんくなってきて、背中も激痛が走りだす。
稽古場から帰宅する頃にはもう激痛なんてものでは無くて、左半身の首から背中、腰にかけて、まるでプレス機なんかで挟まれたかのような激痛が身体を襲う。これはいつぞやに救急車で運ばれた時の『肋間神経痛』の痛みにも匹敵する痛みであり、布団で横になる事も出来ない。
そんな様子で、それが朝まで続き、コレはいよいよ長さんばりの「ダメだこりゃ」が口から出るよりも早く、LINEにて「今日僕アニアニ行けんかも」と送ると「来るな!!ホスピタルGoGo!」と飴さんから病院で行け!との指示もあり、皆のご指導の下、地元の整形外科へ。
と、その整形外科、地元では超人気な病院で、人気があるが故、待ちがドえらく酷い。
僕が昔、同じく首が原因でこの病院に来た時も夕方6時半ごろに受付をして診てもらって帰宅したのが夜10時を回っていた覚えがあり、その時は注射1発ですぐ歩けるまで回復したので、それっきりでこの病院には通う事はなったのだが、さて今怪はいかに?と先生に診てもらう。
なんでも15年前にこの病院で診てもらっていたようで、その時も同じく首の椎間板の損傷が原因だったようで、今回も同じく首の椎間板の4番と5番が崩壊。それが神経を圧迫して歩けないアンドロイドみたいな事になってしまっているとの事。
先生が「こんな調子だったら、左手の薬指もしびれているでしょう?」と。僕の肩らへんの経絡秘孔をアミバ如く押す。
するとなんてことでしょう…
ぎゃああああああああああああ!
手先迄電光石火のような衝撃が走る。
神経ってなやつはスゴイもんだ。魚が神経締めされる動画をたまに見るけれど、魚の気持ちが少しわかった気もする。
僕、実はこの2~3か月、左手の指の調子が悪くて、中華鍋を振るのもやっとでだましだまし頑張ってたのデス。まあ、中華鍋の振りすぎで腱鞘炎になったのだろうなと、物語の作者なんだったら、筆の握りすぎとかPCの使い過ぎとかで腱鞘炎になっていたらまだ職業病を発症!とかっこよく言えるのに、まあ職業病っちゃ職業病だけれど「チャーハンの作りすぎで腱鞘炎に…」だなんて、虚構と現実の狭間でドドパン!言うてる奴が言う言葉でも無い…と。
これ、なんで指がこんな事になっていたかと結果を先に言ったら、まあこの椎間板による神経の圧迫が原因だったのデスが、なんで2~3か月前から発症したか、朧気に浮かんできたんデスよ、進次郎ばりにチョコ座ップの文字が。。
そう、僕、最近チョコ座ップで筋トレしとるやないデスかー。
それで肩回りのコリがマシになってきたんデスよね。なもんで、じゃあ飲み薬として毎日飲んでいた鎮痛剤もやめてみっか!と止めたのが2~3か月前。
故に薬で誤魔化していた指の痛みが出始め、首、肩、背中にまで及び、結果歩けなくなるという…なんやねん!チョコ座ップが効いてたんちゃうんか!
いやあしかし医学って凄いもんデスね。。
結果、肩にトリガー注射を打ってもらって、炎症をおさえる静脈注射を金曜日、土曜日、そして日を挟んで月曜日にぶち込んでもらい、めちゃくちゃラク~になりまして、今週の金曜日に先生に今後の治療方法の相談をうけにいってくる流れとなりました。
いやはや皆さん本当、ご心配をおかけいたしました。
まだまだストロベリーソングオーケストラや、瀉葬文幻庫もやっていきたいので、何か異変を感じたら即刻ホスピタルGoGoしたいと思います。
そんな病んでル座長率いるストロベリーソングオーケストラ、今週末14日の土曜日、TIGETとアニアニにて演劇公演「切り咲きジャップ最終章~臨終」のチケットが発売されます。
今怪はお得な通し券も発売されるみたいなので、共犯者の方で全公演コンプリートするぜ!ってな猛者は是非お怪求めくださいよ!
近々シンWEBフライヤーも発表されます!
さて、ココからは毒者限定記事。
今怪は『訃音』というタイトルでコラム的なのと、過去の犯行動画をお届けします。
犯行動画は2014年の『スベテキエテナクナレ』発売当時のレコ発ライヴより。
訃音
2009年に大阪・日本橋の劇場「インでペンデントシアター2nd」にてストロベリーソングオーケストラが上演した演劇作品。総勢約30人の演者で2日間に渡り行った。
「計音」と言う言葉は時には"ふおん”と記されたり、"しらせ”とも記される。要するに「虫のしらせ」、「お死らせ」と言う訳だ。
お憑かれ様デス!やってて良かったnote! アナタのお気持ち(サポート)宜しくお願いします! いただいたお気持ちは今後の執筆活動・創作活動にドバっと注いで逝きます!!褒めたら伸びる子なんデス(当社比)