見出し画像

【読書メモ】静かな人の戦略書

前置き

ほぼ自分用のメモです。
きれいな要約とか全体のまとめ解説みたいな記事ではない。
特に今回は、参考になった内容2:文句8、になっている。

感想

全体として、
情報量はかなり薄く、そこまで真新しい内容が書かれているわけでもないので、わざわざ読まなくてもよかったな、という感想。

内向的な人にも外向的な人とは違う強みがある。
それはこれとこれとこれ。
なのでそれを活かそう。
私はそれによってこんなに活躍しました。
↑基本的に、この話がひたすらループしている。
カイジのワンポーカー編読んでるのかと思った。

すべての人には外向的な人の強み、内向的な人の強み、あるいはその両方が備わっているということが前提にある文章になっているので、現実に照らすと共感できない部分が多い。
そんなこと言ったら元も子もないので仕方ないけど。

以下、具体的な内容をいくつかピックアップ。

「内向型と外向型は生まれつき異なる脳をもっている」という話はへーって感じ。
そう思っていろいろ割り切るのは考え方としてはいいかもね。

「内向型の人にとって理想の仕事なんていうものは幻想だけど、それは外向型の人にとって理想の仕事がないのと同じ。」
これは好き。みんな等しく苦しんでいるということを知って楽になろう。

内向型向けの、仕事における具体的なテクニックみたいなくだりがあるけど、念入りに準備しようとかそれくらいの内容なので特に真新しいものはない。
あとは会議では積極的に議事録を取ろう、くらい。

外向的な人が多い環境で働くことになったら、悲観ばかりするのではなく周りが外向的ゆえのメリットを享受しよう、というところは好き。
周りが話してくれるので自分から話題を振らなくて済む、とか。
これについては身につまされるところがあって、自分は内向的だから同じように内向的な人を見つけてつるもうとするけどそうすると結局誰も自分から話さないから沈黙ばかりで何も進まない、みたいになりがち。
積極的に外向型と組むほうがいいかも、という考え方はあり。

イベントの乗り切り方の話。
人前で話すためのテクニック。
……このあたりの章からは特に得るものはなかった。
「人の輪に加わりたいときは、いきなり割って入らないように注意しよう。ゆっくりグループに近づいていけば、自然と輪のなかに入れてもらえるはず。」
↑そんなわけないだろ。

SNSを活用しよう、のくだりも1ミリも共感できない。
SNSで積極的に交流の輪を広げられる人のことを内向的とは呼ばないでほしい。

以上です。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?