*40歳から考えるセカンドライフと終活④【夫婦2人が暮らす家 間取りと暮らし方】
不妊治療をやめ
子どもを持たず
夫婦2人で暮らすことを決めた35歳
40歳になったら終活しようと心に決めた私が
まさかの36歳で、一番でかい持ち物を増やしてしまった
それが”家”
今もなお
家を建てて持ったことに葛藤はある
けど、
新築は良い
気分とか
掃除のしやすさとか
暖かさとか
住みやすさとか
そして
家建てて引越し=断捨離=思わぬ終活ができた
のは私の葛藤を少し減らしている
そんな夫婦2人だけのための家の間取りは
1F:キッチン、ダイニング、リビング、トイレ、お風呂、なんだかやたら大きな脱衣所、洗濯物を干すだけの部屋
2F:クローゼットの部屋、物置の部屋、寝室、176の部屋
176(夫)の部屋:有り
私の部屋:無し
その代わり、キッチンにすんごくこだわり
好きなように作ってもらった
最初なぜか176が1人でプランナーさんと決めたキッチンのプランを
ほとんどひっくり返すくらいプランをやり直してもらった
(そもそもなぜ176が1人で先に決めたのか、今になってもわからない。)
それほどにこだわった理由は
お料理を仕事にしている部分が少しあって、
家のキッチンで撮影することもあったから
それが一番大きな理由だと思っている
そして始まった夫婦2人の新築の家での暮らし
まず思ったのは、
当初の予定の
『子どもを授かれたら、
とりあえず今の家で暮らして
5歳くらいになったら話をしてもわかるだろうから
なるべく家をキズつけず整理整頓してキレイに生活できるだろうし
リフォームか新築を建てよう』
と言う計画は、絶対に無理だったということ。
夫婦2人で、床にキズを付けず暮らすことなんてできなかった
大人2人でも壁紙にキズを付けずに暮らすことなんてできなかった
これを子どもがいたら…
5歳くらいなら”話せばわかる”
…だと?
世の中にはそれほど賢いお子様もいらっしゃると思う。
しかーーし言ってやりたい
わたしらの子には 無 理 や ろ !笑
と。
考えが浅はかだったな、と思うと今でも笑えてくる。
今、住んで5年
どれほどスマホを落として床をへこまし
どれほどネイルした爪をひっかけて壁紙を削っているか…
しかし私たち夫婦は
「生きていればそんなこともある」
と絶対にお互いを責めないでいる
いられている
ここはすばらしい
ほめてたたえたい(自画自賛)
生きていれば
生活すれば家はよごれるし、イタむ
(しかしガサツな私でごめんよ176…)
176の部屋は完全に176の”趣味の部屋”なので、
私が掃除はするが(ちゃんと176の了解済)
口は出さない。
でも、食べ物のごみをほったらかすのは禁止
飲んだ後のコップもちゃんと片付けてもらう
家を設計した当初、
176「153(私)は自分の部屋なくてよかったん?」
私「大丈夫!」
あぁその時の私よ、
返事はちょっと待て
と言ってやりたい
その理由は次回へつづく
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