見出し画像

日本とシンガポールの渡航について考えてみた

現在自分はシンガポールに来星してからもう数ヶ月で2年の月日が経過しようとしております。今現在海外に在住している方(自分も含めて)の多くが日本に帰国をしたいと思っているけれど、なかなかそれが実現出来ていないことです。

現在の要件としてシンガポール から日本に帰国する場合は、10日間の自宅またはホテル等での隔離(2022年1月30日現在)が義務付けられています。また同様にシンガポールから日本へ渡航する場合は、上記における7日間の隔離が定められている流れとなっております。そのためシンガポールでお勤めの方によっては、最低でも2週間以上まとまった日にちを確保できないと相互の国の行き来が困難な状態となっております。

ただしこの隔離日数においてはその国のコロナウイルスの感染者数や経済状態などによっても異なります。例えばマレーシアとシンガポールにおける両国で永住権もしくは長期のビザを保有している方であれば、政府の指定しているワクチン・トラベル・レーン(TVL)を利用することで隔離なしで渡航が可能となっています。ただし相互の入国においてワクチン接種やPCRなどの細かい要件などはここではあえて割愛させていただきます。


また自分の身近には下記のような方がおられました。

ー 現在シンガポールに単身で来ている方でどうしても家族や親戚等と会わなければいけない事情があるけれど、会社側から長期の休みを確保することが難しいため退職をせざるおえなかった

ー いつ日本に帰国を実現できるのかが見えにくいため、痺れを切らして帰国をした


ここからは自分なりの見解となります。日本とシンガポールにおいても両方の国において永住権や長期ビザを持っていて、2回のワクチン並びにブースタ接種を受けているなどといった条件で隔離の期間をもっと短くするべきかと思います。

ただしお互いの国においてはオミクロン株も流行っているため、相互で慎重に決めていかなとかえって両国の状況を悪化しかねるリスクもあるのも承知の上での検討です。

ただしそうすることで個人間においても母国にいる大切な家族等にも会える機会を作ることができて、長期目線でコロナウイルスと共存しやすいことが本質的なメリットと考えております。

前提としてコロナ禍で渡航がいつ可能になるのかが見えにくい時期だからこそ、より相互の国から国民に対して今後の方針についてもクリアにすることが重要なのではと感じております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?