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毎日書いてみた。

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記事一覧

ほんとのことがほしい。

わたしにはほしいものがあります。「文章がうまくなりたい」とか「考える力をつけたい」とかはほんとのことですが、いちばんの理由はもっと単純です。それは

「これだけはやってきた」と見た目でわかるもの、それがほしいと思いました。

就職や転職をすると、必ず自分の持っている技術を問われます。自分の紹介文を書くのはそれはむずかしい作業でした。「忍耐力がある」や「チャレンジ精神がある」と書いてきましたが、違和

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まねをすること

毎日書こうと思い立ったのは、多くのかたが知っておられるだろう「ほぼ日刊イトイ新聞」が影響しています。ここから土屋耕一さんや吉本隆明さんの書籍をたどるようになりました。おもしろいものに触れると、やはり自分でもできるようになりたいと思うわけです。とりあえず毎日書くというまねっこはわたしでもできます。

まねっこをする、というと「それはパクリなの?」という疑問がわきます。思い返せばわたしはまねごとしかし

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クリエィティブってこういうこと?

ことしの抱負は「お金がほしい」にしてみました。・・・言ってみたかったんです。「金は力だ!」とかもセリフとしてかっこいいです。現実には言わないんですが、言えたら力がある気がします。

わたしの現職は技術職なのですが、ともだちにこんな仕事してみたいと話すと「クリエィティブな仕事がしたいんだ」と言われます。それがすっと自分に入ってこなくて、違和感のようなものを感じていました。
クリエィティブというと、発

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文章を公開することは

まだ書き始めて4日目ですが、すでにとてもはずかしいです。文章というのは自分の中身を書くことだから、匿名でも知り合いがいなくてもどこかこそばゆい。生活のなかの会話とちがうのは「我に返るタイム」があることですね。しゃべる以上に書くときは「いいひと」にも「かしこそう」にも「おもしろそう」にも取りつくろう意識がはたらきます。そこに「我に返るタイム」を入れるともんどり返るほどの羞恥がやってきます。

逆に「

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いきものに出会う力

いきものがすき、と書くとなにを連想するでしょう。愛でること、見ること、はたまた食べること?イヌかネコかゴリラかシロクマか?わたしはとにかく種を問わず、微生物からシロナガスクジラまで観察するのがすきです。生きものだけは、こども心で接してしまいます。なにがそんなにおもしろいのか不思議です。あえていうなら自分にないものを持っているところでしょうか。わたしはめずらしい生きものだけでなく、近所にいる生きもの

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ばかがばれると、いいらしい。

ばかがばれてからが勝負、というのはほんとうです。ばかがばれると、信用されたり仕事ができるようになったりします。

わたしは技術系の開発の部署にいますが、文系出身です。基礎知識はない状態からのスタートにも関わらず、はじめは賢くあろうとしていました。でもねえ、と今のわたしならつっこみます。「そんなのとっくにばれてるよ?」って。

賢くあろうとすると、どうしても身構えます。でも身構えると、持っている実力

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知ってるようで、知らないこと

みなさんはゼブラ柄って知っていますか。そう、しまうまの体の模様のことです。ブログを始めるにあたり、名前どうしようかなあと考えていて、「しま」って音の響きがかわいいし、すきな漫画家さんの主人公の名前でもあるし、これにしようと思いました。そこでプロフィール画像をべたにしまうまにしようと描きはじめたところ…わたし、ゼブラ柄、わかっていませんでした。

単純にまっすぐな線でないことはなんとなくわかっていま

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1週間

今日が2016年の仕事はじめでした。ブログに投稿を開始してちょうど1週間です。思ったより書くことに悩みません。「ごはんを食べたから歯を磨こう」と同じ感覚で、「もう夜9時だし書いてみよう」で日がたちました。
これまでつづけようと意気込んだものは3日で忘れていたわたしには拍子抜けです。
そうか、気合いが役に立たないのは静かにつづけることに対してなんですね。Twitterに「言ったからにはやる」などとつ

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プライドの置き場所

わたしはよく、変化した仕事の状況を考えます。仕事や会社を変えたわけではありません。なのにあるときから急にやりやすくなったのです。1年くらい考えてだしたこたえは「プライドを自分に置かない」でした。

ばかがばれるといいらしいと書きましたが、分岐点となったのはまさにばかをばらした瞬間からです。ばれちゃったらしょうがない。賢くいる必要がなくなったので、ひとに相談し、話を聞き、頼るようになりました。そ

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やること、睡眠

今の時代はきっと、やりたいことをやったもんがちだ。切磋琢磨し、目標を達成するのがよいことだろう。辛抱のぶんだけで十分な対価を得ることができる。

…と、少し前まで思っていました。しあわせな感じを探すまでは。2週間睡眠実験と称しやってみたことがあります。それは「23時までに布団に入る」と「24時までは布団に入ってはいけない」です。この1時間の差で、しようと思った目標を達成できたかできなかったかに分か

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いやなことの選びかた

ほんとうにやりたいことを選ぶと、できないことが増えていく。ほんとうにやりたくないことを避けると、できることはそのままできる。それに気づいたのが、うれしくもあり悩みどころだなあと思います。

まず、ほんとにやりたいことって見つけにくいんです。そいつは望んでないけど自分ができることと瓜二つのそっくりさんだから。「たしかにこれできるんだけど、自分がやりたいことだろうか?」となると、せっかくできることなの

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これはあれに似ている

「これはあれに似ている」とわたしはよく言います。それは形だったり、色だったり、においだったり、動きだったりします。自分にわかる言葉になおしているわけです。

だれかに伝えるときは、さらに例えるものが変わります。話す相手によって共通するものがちがうからです。青リンゴと赤リンゴを並べて描いてある絵を見ても、「これ、ポルノのアルバムのジャケットみたいだね」といってわかってもらえるのは母ではなく友人なわけ

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よせがきによせて。

よせがきというものがとても苦手だ。するのもされるのも、である。率先してやるひとは、喜んでもらえると信じて疑わないかもしれない。ほんとはそんなこともないんだよと言ってみたいのです。
本音と建前を見えるかたちにしちゃうものなんです。よせがきって。三者三様に。発案者は人数多いのがよかろうと、仲がわるくはないひとにも頼みます。わるくはないひとは、それほど相手を知らないから当たり障りなく書き、もらったひとは

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こどもとしたいこと

「ほしいものリスト」ならぬ「こどもとしたいことリスト」がある。そんな予定もないし、よもや機会があるかすらあやしいのですが、やってみたいことがあるんですよね。
まっしろでゆるすかぎりでかい紙を買ってきて、とにかく色をつける遊びとか。ルールは筆をつかうの禁止。
身近な機械を分解してみるとか。最初は部品ぜんぶばらせたらオッケーで、つぎにまた組み立てて、動いたら勝ち。(これはおとなの度胸がいる。つかえなく

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