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20時間でFP3級を合格する方法

FP3級を申込んだものの、勉強しようと思いつつ仕事に疲れ、「明日にするか…」
これを繰り返していたら、気がつけば試験1週間前。
焦って、合格するための最低時間を調べると20時間説が出てきた。
これに望みをかけて20時間勉強したところ合格できたので、これからFP3級を受ける人のためにもその記録を残そうと思う。

FP3級とは

まずはFP3級について。
FPとは「ファイナンシャルプランナー」の略
保険、年金、税金、投資、不動産などお金に関する事項を網羅している試験。稼いでるトレーダーでもおすすめしている人がいるくらい。
また私は副業で会社を経営しているので、その関係でFP3級の重要性を感じ受験することにしました。副業やる人は絶対にFP3級を勉強したほうがいいです。
資格があるからといって仕事に繋がるわけではないですが、単純に知識として役立つ系の資格です。

団体が2つ

受験する際に疑問に思ったのは団体が2つあるということ。
「きんざい」と「日本FP協会」。しかも、どっちで受けても同じFP3級。
きんざいの方は実技の選択があるし、合格率は日本FP協会の方が高かったので日本FP協会で受けることにしました。
ちなみに、日本FP協会だと実技が資産設計提案業務となる。
合格率でいうと日本FP協会が85%ほどできんざいが50%ほどだった。

試験について

まずは試験日は
・5月下旬
・9月中旬
・1月下旬
の各日曜日で、年3回ある。

試験内容は学科と実技に分かれる。実技といっても計算とかが関わるだけでただの3択の問題である。
学科は60問で正誤問題(○✖️の2択)が30問、3択が30問。
実技は20問で3択。
配点は学科60点、実技100点。

合格点

ここが大事なところだが、合格点は決まっておりたった6割で受かる。
上の試験内容を見ても分かるが2択と3択問題で6割は相当簡単。
適当にマークシートを塗っても、
学科は41%
実技は33%
得点できる。
なので、このあと2〜3割を埋める勉強をするだけ。
実際に問題を見て、半分の問題が分かれば余裕で合格なのである。

私の試験結果は
学科70%
実技75%
だった。
点数は合格者の中では低いほうだが、受かるだけなら20時間あればいける。
直前にこれを見てる人は諦めずに頑張ろう。
なんなら2日頑張って勉強すればいける。

試験範囲

1.ライフプランニングと資金計画
2.リスク管理
3.金融資産運用
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業承継
と分かれている。
1で年金、2で保険とめちゃくちゃしんどい内容が聞かれるので、テキストを読む際は3.から読んで行った方が挫折しにくい。1と2がとにかくきつい。

テキスト

テキストはみんなが欲しかったシリーズがベストセラーで人気がある。

しかし、僕は字体とか全体のテイストがあんまり好きではなかったのもあり、網羅率とかデータとかが大好きなので史上最強のFP3級テキストをチョイスした。

簡潔に書かれているし、見やすく最高のテキストだった。
口コミに解説が薄いところがある的なことが書かれたが、これ以上に解説あっても覚えられないし、ほんとに疑問に感じたらググればいいだけ。
2級も同じテキストを使っているが、2級に方には同じ項目でも詳しい解説があったりと3級合格のために必要なところだけをチョイスしている神テキストだと思う。
まあ、6割で受かる試験なのでテキストはなんでも大丈夫。既にお手持ちのテキストがあればそれを使おう。余計なテキストや問題集を買わないことが最短合格の第一歩なので。

問題集・過去問

問題集は買ってません。
基本的にどんな試験も過去問だけやれば十分で問題集なんかに手を出すのは無駄。
過去問に関してはアプリで無料で勉強しました。便利な時代になりましたね。このアプリを使いました。2級もこちらで勉強させてもらいます。
https://apps.apple.com/jp/app/3%E7%B4%9Afp%E9%81%8E%E5%8E%BB%E5%95%8F%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E9%9B%86/id1257361566

勉強方法

さて、前置きが長くなりましたが、ここが本題です。
実際にやった勉強内容は以下です。
・史上最強のFP3級テキストをざっと読み2周(合計8時間)。
・2日前にアプリで学科過去問2回分(4時間)
・前日に実技過去問5年分とテキスト読み込み(6時間)
・当日に覚えてないテキスト部分を読む(2時間)

具体的なリアルスケジュールを心境と共に書いていきます。
数字は以下に対応
1.ライフプランニングと資金計画
2.リスク管理
3.金融資産運用
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業承継

月曜日:テキスト読み(1.2) 2時間
「年金と保険がきつすぎる。こんなん覚えらるのか?やばいかも。
テキストに問題がついてるけど、これ解いていってたら時間足りないからとりあえず本文だけ読んで進んでいこう。」

火曜日:テキスト読み(3.4.5.6) 2時間
「3からはまだ楽でよかった。これはなんとかなるかも。」

水曜日:テキスト読み(1.3.4) 2時間
「1と2を同時はしんどいからわけて読んでいこう。覚えてないところにマーカーを引いて、後でそこだけ復習するように加工する。」
覚えるべきことは少ないので試験直前の5分前に見たものが試験で出たりします。なので、とにかく自分が覚えていないことを復習できるようにする。ただノートとか作るのは時間の無駄なので、テキストにマーカーとか付箋をつけよう。

木曜日:テキスト読み(2.5.6) 2時間
「同じく後で復習するところにマーカー」

金曜日:アプリで過去問学科2回分を解く。4時間
「6割ちょいの正答率だったので、あとは直前詰め込みにかけた。」

土曜日:実技過去問5年分とテキスト読み込み。6時間
実技を解いたら、あまりに出来なくて焦る。
しかし、何回か解いていくと同じところが繰り返され聞かれることに気づく。しっかり数をこなすため、きっちり解くというより、わからなかったら即答えを見た。テキストも見ながら復習。
アプリで覚えにくい問題はスクショをとって、これも試験直前に確認した。

日曜日:試験日:テキスト読み込み。2時間
試験日の過ごし方が大事。
先に学科があり10〜12時が試験で実技は13時30分から。
休憩が1時間半あるというだけでなく、学科は途中退室がOKになっている。
1時間ほどで試験を終わらせて退出する人が多い。
そうするとこの隙間で2時間ほど勉強時間が確保できる。
なので、実技に関してはこの2時間の勉強時間が大助かり。
私は試験会場が近かったので一度家に帰って勉強した。

まとめ

20時間あれば合格は可能ですが、あくまで直前にやることが肝心です。
直前であればあるほど記憶には向いているので。
ただ、直前で詰め込むので体への負担は大きいです。実際、試験日は体がだるく、試験終わってからはなにもできなかったです。
仕事など試験勉強以外で体力が削られていたり、ストレス多い人は20時間プランはやめましょう。
2週間かけて40時間ほど勉強するのが体の負担等を考慮して一番コストパフォーマンスがいいと思います。

次はFP2級を同じ戦略で受けます。
3級の内容と被りも多くあいかわらず6割合格なので舐めてるところはありますが、自分の知識のためにも勉強時間50時間は取りたいと思ってます。
宅建の勉強をしながらなので、また直前に泣かないように気をつけたい。

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