見出し画像

「ラジオドラマ”銀河鉄道999”」を聴いて

昨日(25日)午後のこと。

NHKラジオの「発掘!ラジオアーカイブス」という番組内で、43年前の幻のラジオドラマ「銀河鉄道999」が紹介され、その貴重な音声を聴くことができました。

僕が銀河鉄道999に出会ったのは確か小学3年生の時。GODIEGOゴダイゴのタケカワユキヒデさんのイベントに参加したことがきっかけで、名曲「銀河鉄道999」とともに、この作品を知りました。
名曲「銀河鉄道999」は、今でも僕の中で一番好きな曲です。

その後、原作漫画やアニメ・劇場版などを見ながら育ち、色々なものを学んだ気がします。

しかし、「ラジオドラマ」という、音声媒体での999の鑑賞は今回が初めてで(というか、ラジオドラマがあったことすら初めて知りました)、非常に新鮮な気持ちで聴くことができました。


驚きの連続

まず驚いたのは、スタジオのゲスト。

あのタケカワユキヒデさんだったんですよ!
もうこの時点でビックリ(°_°)

タケカワさんとNHKラジオといえば、5・6年くらい前だったか、ラジオ深夜便の月1のトークコーナーのゲストとして出演していたのを覚えています。
当時まだ小学校高学年。遅くまで深夜便を聴いて、親に怒られていた自分が懐かしいな〜


話を戻しまして、ラジオドラマの方は、進行役がなんと原作者の松本零士先生!
またまたビックリ(°_°)
原作者ご本人から解説などが入るのって、なかなかないんじゃないんでしょうか。

主人公など男性キャラの声を担当しているのは、野沢雅子さん…かと思いきや、大御所俳優の市村正親さん!
メーテルなど女性キャラの声を担当しているのは、池田昌子さん…かと思いきや、なんと倉野章子さんでした。
正直、すごい豪華でもう…

リアルタイムでの放送当時、まだテレビアニメは始まっていなかったそうで、キャストはアニメ版の声優陣ではないのですが、雰囲気などはホントに僕の知っている鉄郎とメーテルそのまんまでした。


ドラマを聴いて…

一言でいうと、もうとにかく「美しい」です。

音楽が秀逸だったんですよ。冨田勲さんのアルバムから選曲されたそうですが、旋律が幻想的で、作品の美しさを最大限に引き出しているのではないかと思います。

いつぞやに見たアニメの描写が鮮明に浮かび、思いに浸っちゃいました。

松本零士先生の思い描く宇宙そらの描写に、最も近いのではないかと思ったりします。

鉄郎の旅をつなぐ、機関車999号の持つ”重さ”というか”重厚感”とかも、「え?これホントにラジオなの?」と思うほど、あたかも目の前に機関車がいるようなリアリティがありました

音の力ってすごいです。


おわりに

ラジオドラマも良いものですね。またしても「新たな発見」ができました。

NHKラジオのネットサービス「らじるらじる」にて10月2日(土)まで”聞き逃し”として配信されているそうなので、もし興味があれば。


とりあえず明日、もう一回聴こうっと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?