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さの
2020年1月4日 13:58
読了後、先ず脳裏に浮かんだのは、「なんという物語なんだ…」という、感想とも呼べないような思いだった。あらすじはここでは省略して、感想や印象をしたためていきたい。今回は、麒麟のあり方や天のシステムと、十二国記の根幹に係わることに対して、様々な疑義を抱く、既刊の中でも必ず異質な物語だったと思う。阿選にしても、動機につながる内面については明かされたものの、釈然としないものが残っている。泰麒