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マインドマップとは? (書き方)

マインドマップは、私たちの頭が自然に行っている思考プロセスを反映したノート法です。

頭の中で起きていることが「見える化」されるので、考え続けることが非常にラクになります。
プライベートにおいてもビジネスにおいても非常に役にたつツールなので是非最後まで読んでお役に立ててください。

マインドマップ はじめの一歩
「マインドマップ®」とは、頭の働きを活性化してくれるノート法です。

イギリス人教育者のトニー・ブザン (Tony Buzan)が、40年以上前に考案し、世界中で使われるようになりました。日本でもここ10年、マインドマップに関する書籍が多数出版されており、ビジネスパーソンや教育関係者を中心に注目を集めています。

私たちの頭の中
私たちの頭は、健全な状態であれば、「連想」を止めることなく続けます。しかし、連想は、初めから整理されているわけでありません。

たとえば、電車の中で、今日取り組む仕事の順序をどうしようかと考えているとします。そんな時、頭の中ではこんなことが起きていませんか?

「まず、お客様からのメールに返信をして、次に銀行に行ってこよう。ああ、そういえば、子どもの学費の振込みはいつ締め切りだったかな。確認しなくちゃな。ああ、それと、学校の三者面談の案内が来ていたな。これも日程確認しなくちゃな。うちの子は最近、あまり勉強していないようだけど、進学は大丈夫かな……あれ? ええっと、何だっけ? そうそう、仕事の順序を考えていたんだ……。」

このように、私たちの頭は、ちょっとした関連性から様々な方向に連想を広げていきます。そのため、時には、最初に考えようとしていたものとはまったく関係のないものに思考が変化してしまいます。

頭の中の「見える化」で考える事がラクになる
何か一つのテーマを考え続けようとしても、上手くいかなかったり、頭の中に色々なことが思い浮かび整理がつかなかったりするのは、私たちの頭の持つ性質を上手く活用できていないからなのです。

もし、頭の中で起きていることを、「見える化」できたらどうでしょうか。

子どもの進学の事に思考が変化してしまっても、いつでもまた今日の仕事の順序のところに戻ってこれます。それでいて、今日の仕事の順序を考えながらも、また、子どものことを考えることもできるようになるでしょう。

マインドマップは、このように様々な方向に広がる私たちの「連想」、つまり自然な思考プロセスを、そのままノートの上に反映したノート法です。マインドマップを使うことで、頭の中で起きていることが「見える化」されるため、考えることがラクになるのです。

脳をまるごと使う「マインドマップ」で考える力を伸ばそう!
マインドマップを学ぶことで得られる効果
記憶力が高まる
言葉と絵、カラー、記号を使った脳に自然なノート法であり、イメージと関連性、全体像が分かる。

創造性が高まる
全脳 (左脳と右脳)を使うので、新たな発想が起きやすくなる。

相互理解が高まる
チームでマインドマップを使ってコミュニケーションすると、相手の思考の背景が見える。
マインドマップの個人としての活用例
スピーチやプレゼンの原稿・タイムスケジュールを、マインドマップでまとめる。

レポートなどの原稿アイディアを、マインドマップでまとめる。

会社や自分のビジョンを、マインドマップで検討する。

年間計画・月間計画・週間計画などを、マインドマップで作成する。

1日のToDoを、マインドマップで整理する。

読んだ本の内容を、マインドマップでまとめる。

打ち合わせメモや会議メモに、マインドマップを活用する。

日記や日常のノートとして、マインドマップを活用する

あらゆる学習の理解や記憶の方法として、マインドマップを活用する。
マインドマップのチームとしての活用
マインドマップで会議
板書をマインドマップで全体像を把握しながら討議できる、発想が広がる。

マインドマップでブレインストーミング
マインドマップをかきながら行なうと気づきが多くなる。

マインドマップで取扱説明書作成
全体が見えるので、顧客にも分かりやすい。

マインドマップでマニュアル作り
自由にかき加えてマニュアルを進化させることができる。

マインドマップで問題解決
解決策の立案ではいくつかの選択肢を自由な角度から検討することができる。

マインドマップで組織開発
互いの思考 (メンタルモデル)や人間関係を見出し、チーム作りに。

マインドマップでダイアローグ
相手の考え方の背景や全体像が見える。

最後に少し書き方例を書いておきます。
「りんご」の例
たとえば、「りんご」という言葉を聞いた時、あなたの頭の中にはどんなことが思い浮かびますか?

おそらく、頭の中では、以下のような2パターンの連想が起きることと思います。

図-りんごの連想パターン

1つは、「パターン1」のように、「りんご」からバラバラに連想が生まれるパターン。

もう1つは、「パターン2」のように、1つの連想が次の連想を生み、最初の「りんご」とは関係なくなっていくパターンです。

この2つの連想のパターンを組み合わせて、視覚的に表現すると、「放射状」、つまり樹を下から見上げたような樹状形になっていくのです。

マインドマップは、まさにこの「樹状形」を用いており、私たちの脳が自然に連想しているものを、そのまま「見える化」しているのです。

マインドマップは思考のプロセス
つまり、マインドマップは、思考の「結果」をかいているのではなく、思考の「プロセス」をかいているものであると言うことができます。

「脳の思考プロセスである放射思考を反映したノート法」というマインドマップの定義には、このような意味があるのです。

是非日々の生活にお役に立ててください。

参考アプリです(笑)


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