見出し画像

6-6.コミュニティを作る

起業するときには、ビジネスを軌道に乗せながら、いずれは自分のコミュニティを持つことをビジョンに入れておきましょう。「自分の思いに共感し、共に幸せになっていく仲間」そして、「一緒に世の中を良くしていく仲間」を作るのです。

コミュニティのメンバーは、初めは、自分のお客様と、活動をサポートしてくれるスタッフになるでしょう。コミュニティを作ると、ビジネスにコミュニティメンバーの声を反映することができます。

すると、新たな良いサービスを生み出し、お客様にもっと多くの喜びをもたらすことができます。コミュニティが拡大すれば、世の中への影響力も強くなり、より良い社会を作るための置き石にもなるでしょう。

具体的に、コミュニティをどう運営するのかと言えば、以下のようなイメージです。


1.商品・サービスを購入していただいたお客様と、その後も繋がりを保てる、WEB上の“場”を作る

●メーリングリストに登録してもら
●LINEグループ(オープンチャット)を作る
●Facebookグループに招待する
●公式LINE登録
●オンラインサロン登録
など

2.「場」を作ったら、以下のように活用する
●メンバーだけが閲覧できる情報発信をする
●メンバーから質問を募集し、回答する
●メンバーの成果を報告してもらい、シェアする
●メンバーから要望を集め、反映する
●メンバー同士が交流できる“場”として提供する
●メンバーがリアルで会えるイベントを企画し、参加者を募る
など

例えば、こんなイメージです。

コミュニティ:紅茶教室の講師が主宰する、オンラインティーサロン
参加メンバー:講師の紅茶セミナーに参加したことがある人
提供したい価値:紅茶のある生活を楽しむことで、心にゆとりを生む。幸せを感じる心を育てる。

コミュニティの活動:
●講師から定期的に、紅茶情報を発信する(今月オススメの紅茶、など)
●メンバーに、新たな紅茶の楽しみ方を提供してもらう
●メンバーお勧めの「茶葉」を紹介してもらう
メンバーお勧めの「ティーサロン」を紹介してもらう
●紅茶を楽しむことで、どんな心の変化が起きたかシェアしてもらう
●ホテルラウンジでのアフタヌーンティーを企画する
●メンバーだけのシークレットティーセミナーを企画する
●本場、英国を訪ねるツアーを企画する
●お菓子教室とのコラボセミナーを企画する
など

いかがでしょうか。
コミュニティを作ると、これだけの価値を提供することができます。紅茶を楽しむことで、人々の心にゆとりを生むことができたら、世の中にも良い影響をもたらすのです。

ぜひ、こうしたビジョンも描きながら、ビジネスを展開させてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?