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37名の就活生と面談してみて思ったこと。

こんにちは。
私は最近、Matcherというアプリを通して37名の23卒の学生とオンライン上で面談しました。今日はその活動を通して思った感想と6つの学びについて話していきたいと思います。

お話した就活生は
北は北海道小樽の大学生から、南は長崎の大学生
学生の種類も、留学生、就活留年されている学生、大学院の学生など

地域も、年齢も、バックグラウンドも多様な方とお話できたことは、自分にとって貴重な体験となりました。

始めようと思ったきっかけ

同じゼミの同級生がこの活動をやっていたためです。やっぱり、どんなことでも身近な人がやっているとやってみたくなりますよね(笑)

活動の目的

僕自身が成長したり、新たな気づきを得たいなと思って

① 初対面の人と普通に話せるように
② それぞれの人生、それぞれの就活があることを理解すること
③ どれだけ就活生の立場をくみ取って、サポートできるのか

大きく分けて、3つの目的を設定していました。

6つの学び

1. 他者は自分の鏡
面接練習を行う中で、自分の悪い癖や自分がどういうことにイラっとしてしまうのかを知ることができました。

例えば、自分の悪い癖として

自分が言ったことに対して、相手の反応が悪いと
「大丈夫かな?」と自分が不安を感じてしまい、相手が求めていないのに、アドバイスのつもりでさらに話してしまう。

ということを認識しました。
相手は悪くない、自分の課題だ。

2.2褒め、1改善
「アドバイスがうまくできず、就活生のためになれていない」
そう友人に相談したら、このアドバイスをもらい、途中から意識するようにしました。

就活生は一生懸命考えてESを作ったり、面接で話すことを準備したりしている。だからこそ、その事情をくみ取ってあげること。

自分が心からそれを褒めることは、
就活生のモチベーションUPにつながったり、この人の意見なら聴こうと「アドバイスを受け入れる姿勢」を作ってもらいやすくなったりする。

2褒め、1改善は今後も続けていきたい。

3.相手が自発的に、自走してくれることが一番の良い状態
そのアドバイスは誰の・何のためなのだろうか?
自分が関われるのは、たったの30~60分程度。

達成したいゴールは、就活生が就活を通して納得のいくスタート地点を探してもらうこと。そして、そのためには相手が1人で考えて、行動してもらう時間の方が圧倒的に多い。

だから、大切なのは相手が自走できるように考えを整理したり、足りない点を補足したり、メンタリティを整えてあげること。

ここまでできたのは
正直、10/37人くらいだけだった。それでも理想に向かって自分がトライしたことと、できたことは褒めてあげたい。

4. 「自分の人生、その人の人生」
この考え、頭ではわかっているつもりだけれど
心からそう思えない自分がずっといます。

もともと、他人と自分との比較グセが強い方で
心のどこかで、自分も相手も認めることができず
劣等感や優越感を感じてしまう時がありました。

今回、多様な就活生と面接練習という形でお話し
それぞれの大学生活、人生、その人の魅力を感じることで

その人には、その人の人生があり、魅力がある。
そしてそれは自分にも当てはまるのかもしれない…。と、
もう一段階、深いレベルで体得しました。

今、理解度60%ってところかな…(笑)

5. 断る勇気
断るのがニガテで、今もそうなのですが。
相手にとって有意義な時間にするためにも、自分ができないことはクッション言葉を入れた上で「お力になれない」とはっきり伝える。

これは、できるようになったと思います。

6.全部の課題に対応しようとするのをやめる
相手の課題を聞きまくって、それを全て解決しようとする。そんなことをしようとしている自分に気がつきました。

その裏にある自分の深層意識は、
相手の力になれているのか…?という不安と
「自分はなんでも回答できる」という自己有能感を感じたいということ?

もし、そうならば
それは相手のためにもなっていないし、
自分も疲れてしまう&虚しいだけなので改善しようと思いました。

大事なところ3つだけに絞るとか、そういうアドバイスの仕方にしようと思います。

おわりに(ヒット10本、長打5本、ホームラン3本)

どれだけ、色んなことを意識しても
自分がベストだと思って発言しても

それが、相手のためになって
晴れやかな表情で面談を終えられるのは
半分程度だったかな。

それでも、自分のおかげで内定が取れたと報告してくれる学生や、定期的にメッセージで相談を持ち掛けてくれる学生。
はたまた、ちょっとだけ英語の勉強法を教えたら「TOIECの点数があがった!」と報告してくれる学生まで(笑)

成長を見るの楽しいし、うれしすぎました。

失敗も多かったけれど、就活も、この活動も頑張ってよかったなと思いました。
よくやったぞ、自分。

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