シェア
ひしむら(詩/猫/写真)
2015年7月18日 00:25
幼い愛を片手に焼ける夕空は憎ましく夢を描いては崩して歩く白い線が浮いている境界線みたいに私はどちらだ
2015年7月14日 01:21
海へ行ってみようか波にさらわれてクラゲになってみたいなにも考えないなにも変えない陸を捨てただただ海の一部になる暗いだろうか食われてしまうだろうか痛みも恐怖もなにも感じないだろうか
2015年7月8日 22:52
軽いゴキブリの命みたいに軽い行き場のない雨みたいに軽いあの壊れたハサミみたいに軽い
2015年7月8日 01:20
雨の打ちつける音がする。 その一定のノイズが段々と近付いてくる。脳が覚醒していくのを感じる。まだ眠っていたいが、きっともう無理だろう。 いつものように諦め、うっすらと瞼を開くが、暗くぼやけて何も見えない。 ぎゅ。 何かが左手を握った。はっとして横を向く。そうだ。今日は、いつもの朝とは違うのだ。 隣には、穏やかな表情で眠る彼女がいる。それだけで、心が安らいだ。いつの間にか、雨音が気になら
2015年7月6日 18:59
悪い血を抜くみたいに淀んだ息を吐き捨てるみたいに溜まったものをリセットする瞬間が必要なのですたぶん それ無くしては生きていけないそう思い込まずにはいられない #詩
2015年7月1日 00:09
「何度朝日が昇っても、 何度でも夜はやってくる。」