Vol.2【不器用すぎた少年時代】



さて、前回の続きですね。

僕は本当に不器用で非効率的な人生を送ってきました。


では、どのくらい不器用だったのか。

話は小学生の頃まで遡ります。小学生の頃の僕を一言でまとめると…

「人見知りでマイペース」な奴でした。


正直、マイペースなところは今でもありますが、他人のペースを乱すようなことはしません(成長したでしょ??笑笑)。課題の期日もちゃんと守ってます。バイト中には仲間への気配りもやっている(はず)。


マイペースの良い点だけが残った感じですね。


しかし、小学生低学年の頃は集団で何かをするのがハンパなく嫌いな、超マイペース系男子でした。


あ、そうか。マイペースというよりただの自己中コミュ障野郎ですね。


マイペースを貫いていたために、小学2年生の時に一度クラスメイトとトラブルを起こしてしまいました。
当時の僕はマイペースと同時におしゃべりなところがあったので、余計なことを言ってしまったんでしょうね。

もちろん担任の先生と親からめちゃめちゃ怒られました。

散々怒られた僕は流石に何とかしないとなと思いました。でも、この時僕が考えていたことは「どうしたら人に迷惑をかけなくて済むかなぁ?」ではなかったんです。

「どうしたら親や先生に怒られなくて済むかなぁ?」

でした。

いや、バカか。バカなのか。なんでそうなる??

昔の僕って(今も??)なんかズレてたんですよね。

おそらく普通の子供なら「マイペースってあまり良くないのかぁ」「もっと人と話して相手の気持ちをわかるようにしないといけないな!」となるのでしょう。

しかし、当時8歳の僕が選んだ選択は「じゃあ、面倒だからもう何もしないでおこう」でした。具体的には以下のような感じです。

・極力人とは喋らずボーッとする
・場を乱したくないからとりあえず笑っとこう
・とりあえず周りの人にいい顔をしておこう

多分当時は「もう怒られたくない」という一心で
こういう行動をとったんだろうなぁ。だって、小さい時って怒られるの怖いじゃないですか。


でもさ…


何故だ?何故なんだ?

マイペースなのはともかく、コミュニケーション能力は失敗を繰り返しながら鍛えられるものだろ!!


コミュニケーション能力を向上させる良い機会だったにもかかわらず、当時の俺は…


本当に不器用だ。何故気づかなかったんだ…😭


今では「昔はホントにバカだったんですよ〜」みたいなテンションで書くことができてます。

しかし当時は自分自身が否定されてる感じがして、8歳ながら非常にしんどかったです。


「ただ単に自分のしたことで怒られる」のではなく、「行動を裏付ける自分の性格について怒られる」のは、精神的にくるものがありました。

でも前に言った通り、周囲の人の気持ちを頑張って考えて、失敗して…また頑張って…それを繰り返していれば良かったことなんです。




要するに僕は考えすぎていたんですね。

考えすぎて、もう分からなくなって、考えるのをやめる。


なんか、考えすぎてしまう自分の癖はこの時からあるんでしょうかね?


いろんな人と話したい、でもまたトラブルになるのが怖い…だから、話さないでおこう。

こうして、どんどん人との距離が離れていく。

人の輪が広がらない。

変な奴扱いを受けるようになる。


ただ、こんな僕でも仲良くしてくれる人は幾人かいました。彼らとは学校も別々になってしまって、最近会えていないですが、今でも感謝しています。

ちなみに「話す練習をしないといけないな」と思い始めたのは中学3年のことです。

僕は小中学生時代9年間を無駄に過ごしてしまいました。

その後、高校進学を機に試行錯誤を重ねてコミュニケーション能力はかなり向上しました。

今の僕と当時の僕は全くの別人だと言わせる自信があります。

出来ることなら、もう一度地元の人と関係を作りたいなぁ。。。

今ならもっと深く彼らを知ることができる。自分を理解させることができる。


少し長くなってしまいましたね。
たくさん書きましたが、僕がいかに不器用だったのかということは伝わったかな??

次回は「コミュニケーション能力向上のために不器用なりに努力したこと」について話そうと思います。


読んでいただきありがとうございました!!

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