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神様と呼ばれるような存在に託すことにした

どうしても、どうしても、辛くて悔しくてやってられない
なんで私がこんな目に遭うのか、
私だけこんなに苦しんで、他者は、この私の思いを平気で踏みにじるのか、という思いを抱いて ある人に話を聞いてもらった時、

人間が最終的な審判を下すことはできない
もうここまできたら、あとは、
神様や仏様と呼ばれる存在などに判断をゆだねなさい
というような言葉をもらった

もともと、人間があらゆることを決断できるという考えは愚かだと思っていたつもりだったが、この言葉をいただいたとき、はっとした。
私は全てを一人で背負おうとしているが、それ自体が驕りだ、と。

自分が、この世で、とりあえず生きていくために、いつもいつも
正解か間違いか
黒か白か
そういったことを全て自分ではっきりさせることはない、と
やっと思えるようになったのだな、と思う。

何もかも、自分で落とし前をつけよう、なんて思わずに、
自分の今の持ち場でできることをやってみよう、と思うことも、
ひとつの生きる知恵なのだな、と。

とりあえず、生きる
後は 大きな存在にお任せしよう
私のことを見守ってくださっているのは知っている、
そして、私が思っているよりも ずっとずっと広く世界を見ていてくださるに違いない

そう思うことで、ひとりひとりの小さな存在が 生きていく勇気をもらえることもあるのだと、私は 信じてみることにした

とりあえず、大きなことは、お任せし、お願いするとして、
とりあえず、今、生かしてもらっている私は、
とりあえず、生きる
そして、そばにいる、
私が今日も明日も呑気に「お腹空いたー、眠いー」と言うと信じている人たちと、
目を合わせる瞬間だけを信じて、今日も 布団から もぞもぞと起き上がる

最後に…
共にこの世界に在って、旅立った方たちの、冥福を心よりお祈りします。

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