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890グラムのいのち


ひそかなファンであるnicu出身のお子様がいる、きなこさんの投稿をみて、

きなこさんが書かれるのならば、私も書いてみようかなという

完全なノリ!で書き進めてみます。

今年のライブ出演もすべて無事に終わりました、ありがとう。

タイトルの890gとは、誰でもない自分自身のことです。

昭和生まれ、歳バレをさけたいのでぼやかすが、

今から30年以上も前に、890gで産まれた。出産予定日は10月だったのが夏に生まれてきた。

NICUの設備(集中治療室の赤ちゃん版の部屋、2000g代もしくは安定するまではここで私たちは過ごす)のある豊島病院へ搬送されました。

女医のo先生が担当医となりt島先生など最強の医療チーム、看護師の皆様の温かい愛を存分にうけて、なんとか生き延びました。

産まれた瞬間から、ハードモード!!今この瞬間。命はあるけれど

いつ、どうなるか。何が起きるのか分からない状態でした。

それが約半年間。

半年間も、産んだばかりの子と離れて過ごす、辛さを経験させてしまった。

とたまにすごく申し訳ない気持ちになります。

どんなにつらかっただろう。

しなくて良い、苦労、迷惑をかけてごめんね。と伝えることなく

母は私が15才の時に他界した。

たびたび、うまれたとき名前を決めた時の話を聞きました。

予想外の早さで世にでて、このまま生きていられるか、

いや、生きていけますように。

という願いをこめて、はぐくむ、という文字をつかったそうです。

好きな漫画で、はぐちゃんと出逢ったときに、よみがなは違えど

嬉しかったです。

はじめての人や大勢いる時に、私の名前の由来をお話すると

わりと、いいはなし!!と褒められたりするので、今はちょっと

このネタが好き。

#名前の由来

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