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真剣勝負のなかの「遊び心」

 バレーボールの国際大会「ネーションズリーグ2024」は、日本代表が男女ともに準優勝という結果で幕を閉じた(優勝は男子がフランス、女子がイタリア)。

 今大会の期間中、一部のファンの間で話題になっていたのが、選手のユニフォームに付けられた協賛企業のロゴである。

 胸の位置のロゴはゲームソフトウェアメーカーの「CAPCOM」だったが、両肩の位置には「サロンパス」のロゴがあったのだ。

 ロゴの位置といい、その形や大きさといい、まさに本物のサロンパスを想起させるものだった。

 もともと、サロンパスを扱っている久光製薬は、女子バレーボールの強豪チームを運営するなど、バレーボールと関係性の深い企業である。

 だからこそ、真剣勝負のなかにこうした「遊び心」を持ち込むこともできたのだろう。

 こういう「遊び心」は、けっして悪くないと思う。

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